ボランティアの意味と在り方について 12月5日は国際ボランティア・デー『今日というミライグラフ365』

今日もミライグラフを読んでいただきありがとうございます。マシュアです。

通勤・通学や隙間時間に『サクッと5分で読める』過去や未来の今日あった出来事についてコラムでご紹介しています。

あなたの新しい何かの発見につながるかも!!

ボランティアの意味と在り方について 12月5日は国際ボランティア・デー『今日というミライグラフ365』
ボランティアの意味と在り方について 12月5日は国際ボランティア・デー『今日というミライグラフ365』

ミライチェックポイント!!12月5日 今日は何の日!?

12月5日は、国際ボランティア・デーです。

日付は、1985年に国際連合により採択され制定された国際デーです。

今日は、国際ボランティア・デーにちなんで、ボランティアについてとその在り方についてのコラムです。

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ミライチェックポイント!!ボランティアとは一体なんなのか!?︎

ボランティアとは、一般的に、自発的に他人・社会に奉仕する人または活動を指します。

ボランティア活動の基本理念は、公共性、自発性、無償性、先駆性などなど、要は、自ら奉仕する人や活動で、他者から頼まれて行くものではないということですね。

語源からも、聖書の『副詞形ヴォルンターテ』は、『自ら進んで』という意味合いで、ボランティアという言葉が使われています。

また、英語の意味合いでは、『 volunteer』 の語原は、『志願兵』であり、『ボランティアをする人・活動する』のほかに、志願兵の意味を持っています。

志願兵とは、徴兵されて出向くということではなく、自ら出向くということですね。

この意思のものとボランティアは成り立っています。

基本的に、お金のために働く、動く、奉仕するということではありません。

ですので、当然ですが、お金が発生するということは間違いです。

本来は、交通費や食事などの生活費が発生することは違います。

ただ、一部発生、支給されるものもボランティアとして扱われています。

 

ミライチェックポイント!!ボランティアの尾畠春夫さんの考え方について

ボランティアの意味と在り方について 12月5日は国際ボランティア・デー『今日というミライグラフ365』
ボランティアの意味と在り方について 12月5日は国際ボランティア・デー『今日というミライグラフ365』

以前、山口県の山中で、子供が行方不明になり、ボランティアの尾畑春夫さんという当時78歳の方が、警察よりも早く山で子供が行方不明になっていたところを見つけた話から、そのボランティア歴と、ボランティア精神に驚いた人もいると思います。

尾畠さんは、魚屋さんを定年した65歳から、『世間に恩返しをしたい』とボランティア活動を始め、地元の大分県内の山での清掃活動を始め、全国にボランティア活動を行っておられます。

この方のボランティア精神は、完全にいわゆるボランティアの考えを確立し守った考えを持っていらっしゃいます。

よくボランティア活動をいたい!! と言う方もいらっしゃると思います。

また、誰かのために何かをして、感謝をされたい!!という理由でボランティア活動をしている人もいると思います。

しかし、見返りや感謝を求めることが、そもそものボランティア活動なのでしょうか。

私は、それもボランティアとしては活動の根元でもあると感じますが、難しい問題かもしれません。

尾畠さんは、交通費や食事、宿泊などのお金の見返りは当然受けませんし、それらを全て用意して、さらに、お礼すら一切受け入れないような態度で活動をされています。

お金を受け取るのは、ボランティアとしては、確かに別物ですが、これは、感謝をされてモチベーションや、心の隙間をうめたい、心を豊かにしたいという気持ちがある方もいらっしゃると思います。

それは、いわゆる自己満足のように活動しているボランティアと、恩返しという意味でボランティアをしている方とは少し違うような気がします。

まさに、インターネット上で、『神様のような人だ』などと、書かれる理由だと思います。

偽善であろうが、なかろうが、感謝されることに、やりがいを感じ活動したいのは当然です。

そして、どちらにせよ、被災地などで役に立つ活動を行うことは間違いなく素晴らしいことです。

ただ、災害地などの大変なボランティア活動の際には、素人が簡単に感謝を求めて行くような感覚であれば、逆に被災地などに迷惑な行為も多く発生します。

以前、『被災者のための食料や、寝泊まりする場所で、ボランティアが食事をとり、寝ている』ということを話されている方がいました。

それは、まさしく、ボランティアが被災者に迷惑をかけている行為です。

被災がひどい場所などは、簡単に何も知らず、ボランティアがしたいという、安易な人助けでは迷惑をかける行為となる場合があるということです。

感謝される、見返りを受ける受けないというような、ボランティアの定義は難しいですが、前提として、体力がなければなりませんし、被災地に迷惑をかけないような、活動の計画や用意、準備などは必要ということではないでしょうか。

 

今日のミライポインツ今日のミライポインツ!!︎

今日は、ボランティアについてのコラムでした。

私は、阪神淡路大震災で大きな被災はしませんでしたが、あの時の恐怖からも、ついつい、簡単に『ボランティアをしたい』と言う方に、被災地などに行った時の衝撃や、大変さを伝えてしまいます。

それだけに、自分は出来ないと感じてしまうので、尊敬する感覚も覚えるのも事実です。

ここ数年は、色々な災害が多く、再来しないかと、常におそろしさも感じてしまいます。

日々の生活が普通に暮らせる幸せというのは、本当に感じて生きなければならないですよね。

今日の毎日の記念日は何の日か、スピーチや、朝礼の話のネタなどにお使いください。

それではまた〜!!
新しい1日をミライグラフで!!

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