サッカーW杯初出場を決めたジョホールバルの歓喜から約10年 日本代表はどう変わったかを徹底比較!!11月16日の記念日『今日というミライグラフ365』
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11月16日 今日は何の日!?
(1997年)11月16日は、サッカー日本代表が、FIFAワールドカップ本戦初出場を決めたサッカーの試合の日本における俗称である『ジョホールバルの歓喜』の日です。
あれから、今年2018年のワールドカップで約10年経過しました。
今日は、この10年でサッカー日本代表がどう変わったかを見ていきたいと思います。
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ジョホールバルの歓喜ってなんなの!?︎
もうあれから、今年の2018年のロシアワールドカップの開催で、10年以上(11年)経過し、若い人や、サッカーに興味があまりない人はご存知ではないかもしれません。
ジョホールバルの歓喜とは、サッカー日本代表が、1997年11月16日、マレーシアの『ジョホールバル』というスタジアムで、サッカー日本代表が、1998年の『FIFAワールドカップ・フランス大会』のアジア最終予選のアジア第3代表決定戦をイラン代表と戦い、勝利を収めたことによって、FIFAワールドカップ本戦初出場を決めたことを日本中が歓喜したことから、名付けられている言葉です。
当時は、ワールドカップ初出場ということは、もはや信じられない!!とも言われるほどの奇跡を感じた人も多く、喜び盛り上がりを見せました。
これ以降、サッカー日本代表は、ワールドカップ出場はアジア枠の中で連続出場を果たしています。
それでは、これ以降、日本代表はどう変わったのか!?
どう成長していったのか見ていきましょう。
当時の日本代表の海外クラブチーム経験者は!?
1998年の『FIFAワールドカップ・フランス大会』に出場した登録メンバーと、2018年のFIFAワールドカップ・ロシア大会の登録メンバーの海外のクラブチーム経験者で比較していきましょう。
実際、このジョホールバルのアジア予選では出場していた『キングカズ』こと三浦知良選手は、本大会の登録メンバーには入らなかったこともあり大きな話題になりましたね。
背番号 | 1998FIFAワールドカップ・フランス登録メンバー | 2018 FIFAワールドカップ・ロシア登録メンバー | ||
1 | GK 小島伸幸 | ベルマーレ平塚 | GK 川島永嗣 | FCメス |
2 | DF 名良橋晃 | 鹿島アントラーズ | DF 植田直通 | 鹿島アントラーズ |
3 | DF 相馬直樹 | 鹿島アントラーズ | DF 昌子源 | 鹿島アントラーズ |
4 | DF 井原正巳 | 横浜マリノス | MF 本田圭佑 | CFパチューカ |
5 | DF 小村徳男 | 横浜マリノス | DF 長友佑都 | ガラタサライSK |
6 | MF 山口素弘 | 横浜フリューゲルス | DF 遠藤航 | 浦和レッドダイヤモンズ |
7 | MF 伊東輝悦 | 清水エスパルス | MF 柴崎岳 | ヘタフェCF |
8 | MF 中田英寿 | ベルマーレ平塚 | MF 原口元気 | ハノーファー96 |
9 | FW 中山雅史 | ジュビロ磐田 | FW 岡崎慎司 | レスター・シティFC |
10 | MF 名波浩 | ジュビロ磐田 | MF 香川真司 | ボルシア・ドルトムント |
11 | MF 小野伸二 | 浦和レッズ | MF 宇佐美貴史 | フォルトゥナ・デュッセルドルフ |
12 | FW 呂比須ワグナー | ベルマーレ平塚 | GK 東口順昭 | ガンバ大阪 |
13 | MF 服部年宏 | ジュビロ磐田 | FW 武藤嘉紀 | 1.FSVマインツ05 |
14 | FW 岡野雅行 | 浦和レッズ | MF 乾貴士 | レアル・ベティス |
15 | MF 森島寛晃 | セレッソ大阪 | FW 大迫勇也 | ヴェルダー・ブレーメン |
16 | DF 斉藤俊秀 | 清水エスパルス | MF 山口蛍 | セレッソ大阪 |
17 | DF 秋田豊 | 鹿島アントラーズ | MF 長谷部誠 | アイントラハト・フランクフルト |
18 | FW 城彰二 | 横浜マリノス | MF 大島僚太 | 川崎フロンターレ |
19 | DF 中西永輔 | ジェフユナイテッド市原 | DF 酒井宏樹 | オリンピック・マルセイユ |
20 | GK 川口能活 | 横浜マリノス | DF 槙野智章 | 浦和レッドダイヤモンズ |
21 | GK 楢崎正剛 | 横浜フリューゲルス | DF 酒井高徳 | ハンブルガーSV |
22 | MF 平野孝 | 名古屋グランパス | DF 吉田麻也 | サウサンプトンFC |
23 | GK 中村航輔 | 柏レイソル | ||
監督 | 岡田武史 | 西野朗 | ||
結果 | グループリーグ敗退 | 決勝トーナメント進出 ベスト16 |
この表を見てわかる通り、なんと当時のフランス大会のメンバーには、海外経験者は一人もいなかったんですね。
今回のワールドカップでは、なんと登録メンバー自体は、一人多いものの、15人も海外チームでプレイしており、さらには、槙野・山口選手は、二人とも海外クラブチーム経験者で残念ながらまた日本に戻ってきた選手です。
もうほぼほぼ、海外チームでプレイしていることになります。
ただ、フランス大会の代表メンバーでは、海外チーム経験者と言っていいのかわかりませんが、帰化されている呂比須ワグナーさんは、ブラジルのサンパウロから、日本のチームをいくつか移籍し帰化して、日本代表となっています。
実際のところ、一人だけが海外のクラブチーム経験者であるということです。
この後すぐではないものの、名波浩さんは、イタリアのヴェネチアへ、中田英寿さんは、ペルージャやローマなど転々とされ、小野伸二は、オランダのフェイエノールトなどから移籍して今は、コンサドーレ札幌で未だ活躍されています。
そして、城彰二さんは、このフランス大会後に、スペインのレアルパリャドリードへ、平野孝さんは、カナダのバンクーバー・ホワイトキャップスへ移籍された経験があります。
海外クラブチーム経験者は一人のみ、しかも帰化してもらった呂比須ワグナーさんのみ。
さらに、海外クラブチームへこの後移籍した選手もたったの5人だけだったんですね。
ただ、ここから日本は進化し、今につながっているとも言えるでしょう。
結果もとしては、ベスト16と強くなっていると思うかもしれませんが、実際のところは、一概にそういうわけでもないんです。
ワールドカップ過去の日本代表 最終試合結果・成績
- 1998年:グループリーグ敗退(フランス)
- 2002年:ベスト16(日韓)
- 2006年:グループリーグ敗退(ドイツ)
- 2010年:ベスト16(南アフリカ)
- 2014年:グループリーグ敗退(ブラジル)
- 2018年:ベスト16(ロシア)
と、毎回なぜか、グループリーグ敗退とベスト16での敗退を交互に繰り返す成績を残している形です。
次回も同じようにグループリーグ敗退にはならないように、ベスト16以上を目指して結果を残してもらいたいですね〜!!
今日のミライポインツ!!︎
今日はジョホールバルの歓喜から約10年後の今を振り返ってみました。
ただ、ロシアワールドカップが終わった今の日本代表は、またガラッと変わって、若い世代が活躍しており、これまた海外チームでの活躍をしている選手が多いです。
ロシアワールドカップでは、ブラジル大会の選手も多くいたこともあり、また新しい世代が、なにか起こしてくれそうな時代が来そうで楽しみです。
今日の毎日の記念日は何の日か、スピーチや、朝礼の話のネタなどにお使いください。
それではまた〜!!
新しい1日をミライグラフで!!