海苔(のり)は髪にいいのは本当だった!?驚異的に豊富なビタミン&ミネラルをその他食品と比較 2月6日は海苔の日『今日というミライグラフ365』
今日もミライグラフを読んでいただきありがとうございます。マシュアです。
通勤・通学や隙間時間に『サクッと5分で読める』過去や未来の今日あった出来事についてコラムでご紹介しています。
あなたの新しい何かの発見につながるかも!!
目 次
2月6日 今日は何の日!?
2月6日は、海苔(のり)の日です。
日付の由来は、それは昔々、701年2月6日(大宝元年1月1日)に施行された大宝律令で、29種類の海産物が租税として納められ、その1つとして、『海苔』(のり)が表記されていたことから、全国海苔貝類漁業協同組合連合会が1966年に制定されました。
今日は、古代から日本人に好まれている伝統的な食品、海産物の海苔(のり)の記念日にちなんで、海苔には、本当に髪に効果があるのか!?を検証していくコラムです。
おすすめ関連記事 |
海苔(のり)の栄養ってどんなの!?︎
まずは、本題に入る前に、私たち日本人の和食に欠かせない海苔ですが、どんな栄養があるのでしょうか!?
海苔は、『海の緑黄色野菜』と言われるほど、多くのビタミン類を豊富に含んだ、栄養価の高い食品です。
海苔には驚くほど豊富にビタミンが含まれている
下の表を見て、頂くとわかりますが、日本人成人男子の一日あたりの栄養所要量・目標量のビタミンの量だけで比較しても、圧倒的な量が含まれており、その他のビタミンが豊富に含まれているような食品と比べても、海苔だけで全て補えてしまう量です。
この比較表だけみても、数値が高く、その差は歴然ですね。
他の食品も、栄養価が高い食品ばかりのイメージですが、それらを抑えて、ビタミン類の多くを上回っています。
海苔とその他食品のビタミン量比較表(可食部100g当たりに含まれる量)
ビタミンA | ビタミンB | ビタミンB2 | ビタミンC | ビタミンE | ビタミンK | ビタミンB6 | |
一日の所要量 | 2,000 | 0.4mg. | 0.55mg. | 50mg. | 8mg. | 100 | 2mg. |
ほしのり | 43,000 | 1.21mg. | 2.68mg. | 160mg. | 4.3mg. | 2,600 | 0.61mg. |
うなぎ | tr | 0.37mg. | 0.48mg. | 2mg. | 7.4mg. | 0 | 0.13mg. |
ほうれん草 | 4,200 | 0.11mg. | 0.2mg. | 35mg. | 2.1mg. | 270 | 0.14mg. |
生卵 | 17 | 0.06mg. | 0.43mg. | 0mg. | 1.1mg. | 13 | 0.08mg. |
牛乳 | 6 | 0.04mg. | 0.15mg. | 1mg. | 0.1mg. | 2 | 0.03mg. |
科学技術庁資源調査会の5訂・日本食品標準成分表より
ビタミンに関しては、ビタミンA ビタミンB ビタミンB2 ビタミンC ビタミンE ビタミンK ビタミンB6まで、多く含まれているということですね。
海苔には私たちに足りない海のミネラル分が豊富に
さらに、海苔には、この他の、健康増進に役立つ、海の食品に多く含まれる『ミネラル』が豊富に含まれています。
こちらも、同様の比較表にて見てみましょう。
ミネラルに関しても、一日の所要量や、他の食品に比べても多く含まれています。
カルシウム・銅は、大豆に比べると落ちますが、幅広い栄養を高い値を示しています。
海苔とその他食品のミネラル量比較表
(単位・mg) | ナトリウム | カリウム | カルシウム | マグネシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 | 銅 |
一日の所要量 | 10以下 | 2~4g | 600 | 300 | 600 | 10.0 | 10.0 | 1~3 |
ほしのり | 610 | 3100 | 140 | 340 | 690 | 10.7 | 3.7 | 0.62 |
牛乳 | 41 | 150 | 110 | 10 | 93 | 0 | 0.4 | 0.01 |
大豆 | 1 | 1900 | 240 | 220 | 580 | 9.4 | 3.2 | 0.98 |
科学技術庁資源調査会の5訂・日本食品標準成分表より
特に、ミネラル分の中でも亜鉛などは、なかなか取りにくい栄養でもあります。
そんな栄養分も、海苔を食べるだけで、少量でしかも、簡単に効果的に美味しく摂取することが出来るということですね。
その他の見逃したくない海苔の効果
その他には、食物繊維による排泄作用や、必須脂肪酸による健康増進、生活習慣病予防、低カロリーでダイエット効果も期待出来るなど、種々の効用があります。
他にも、ガン予防や動脈硬化防止、活性酸素の除去、胃潰瘍に効果があるという研究結果などもあるようです。
海苔は髪に本当にいいのか!?
それでは、本題に入って、海苔は本当に髪に良い効果があるのか!?ということを検証していきましょう。
髪の毛は、誰しも、フサフサでツヤツヤの髪がいいものですよね。
まず、髪に友好な栄養素や食品は、なんなのでしょうか。
髪に効果的な栄養素や食品
- タンパク質(豊富な食品:肉類、魚類、卵、大豆製品、乳製品など)
- ビタミンB群(豊富な食品:肉類、魚介類、納豆、卵、バナナ、胚芽米など)
- ビタミンC(豊富な食品:緑黄色野菜、果物、海苔など)
- 亜鉛(豊富な食品:牡蠣、貝類、うなぎ、いわし、肉類、納豆、アーモンド、高野豆腐、海草類など)
- カルシウム(豊富な食品:乳製品、小魚、桜エビ、海藻類など)
- ヨウ素(豊富な食品:海藻類、タラなど)
- フコイダン(昆布、めかぶ、もずくなど)
というものが一般的に必要な栄養素と言われています。
これまで、海苔の栄養素を見てきたとおり、ビタミンやミネラルは、他の食品よりも圧倒的に含まれています。
その他、ヨウ素や、フコイダンは、髪の美しさを作り出してくれる栄養素であり、どちらも海藻類の海苔にも多く含まれています。
となると、海苔には、髪に必要な栄養素は、タンパク質以外のほとんどはカバー出来ているということになります。
だからと言って、海苔だけを食べていたら、それでいいということはありません。
海苔と合わせてタンパク質もとり、さらに、その他の栄養バランスをよく考え、生活習慣を向上させることによって、美しい髪と体を手に入れられるということを、忘れないようにしましょう。
今日のミライポインツ!!︎
今日は、海苔の日にちなんで、海苔が髪にいいのか!?ということについてのコラムでした。
髪の毛は、おかげさまで豊富な方ですが、10年以上前に、一人暮らしを始めた頃から、なんとなくですが、好きなものばかり食べて、栄養の偏りや不足で、ハゲてしまうのではないか!?、という心配をしたことから、お手頃な価格で買える『もずく』を、毎回買って食べています。
お酢も入っているので、さらに健康なれるような感覚や、食べるというより、飲む感じなので、食べやすく有難い食品です。
海藻類は、みなさんも頻繁に摂取していますか!?
海苔などは和食に欠かせないものなので、食べていると思いがちですが、忘れると結構食べていないものです。
食べましょうね〜。
今日の毎日の記念日は何の日か、スピーチや、朝礼の話のネタなどにお使いください。
それではまた
新しい1日をミライグラフで!!