コラーゲンは体に効果があるのか!?食べるのと塗るのとでは違う!? 1月26日はコラーゲンの日『今日というミライグラフ365』
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目 次
1月26日 今日は何の日!?
1月26日は、コラーゲンの日です。
日付の由来は、株式会社ニッピ(当時は日本皮革株式会社)の研究員、西原富雄氏がコラーゲンの可溶化に成功して特許を出願した1960年(昭和35年)のこの1月26日からで、同社が制定しました。
今日は、コラーゲンの効果についてのコラムです。
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コラーゲンとは!?︎
食事や、お肌に良いとされるコラーゲンですが、一体どういうものなのでしょうか!?
まずは、コラーゲンの意味合いついて見ていきましょう。
コラーゲンは、主に私たち人間を含む、脊椎動物の真皮、靱帯、腱、骨、軟骨などを構成するタンパク質の主成分のひとつことです。
しかも、人間の体内に存在しているコラーゲンの総量の割合は、なんと、全タンパク質のほぼ30%を占める程多いもので、とても大きな役割を担っているということがよくわかりますね。
また、コラーゲンは体内での活躍においてだけでなく、人が暮らす上での生活用品や製品として、多く利用されています。
例えば、あのゼラチンはコラーゲンを変性させたもので、食品や、化粧品、医薬品など様々に用いられています。
コラーゲンを食べるのと塗るのでは効果が違う!?
コラーゲンは、『美肌や、関節』に良いとされており、よく聞きますよね。
しかし、実際のところ、本当に効果がるものなのでしょうか。
『食品としてのコラーゲン』の効果は!?
結論から言うと、科学的知見では、食品としてのコラーゲンを摂取することは、人間の体内や、吸収されその他の体への良い効果があるのかないのか、まだわかりません。
もともと、人間の体内にコラーゲンがあることからも、コラーゲンを食べる(摂取する)と良い効果が現れそうな感じもしますが、口から入って体内で消化されることによって、効果がなくなるとされる場合や、確実な効果が出ていないということもあり、良い結果というものはまだ証明されていません。
しかし、2016年以降は、消費者庁管轄の機能性表示食品の制度で、科学的根拠を元に「膝関節が気になる方に」といった表示が認可されており、肌の水分量や弾力性増加を発見した試験結果もあります。
また、摂取することで、爪や髪に効果があったとする結果もあるようで、実際のところ、これから、実証されていくというところでしょうね。
『化粧品・医療品としてのコラーゲン』の効果は!?
それとは別に、直接お肌に塗るような、コラーゲンを配合した化粧品が数多く販売されていますが、こちらの効果はどうなんでしょうか!?
コラーゲンは保湿効果が高いタンパク質であり、コラーゲン分子は、多くの水分子を保持出来るため、皮膚表面に塗布することにより、皮膚からの水分の蒸発を抑える、という肌の表皮層に対する潤いの効果は期待出来ると言われています。
ただし、そのままの形で皮下に吸収され、体内へ利用されることは考えにくいとされており、保湿効果という部分では効果が期待出来るということですね。
今日のミライポインツ!!︎
今日は、コラーゲンの効果についてのコラムでした。
コラーゲンを食べても、体では効果が発揮しない、または、発揮していないかもしれないということで、一時期は多かったお鍋のコラーゲンスープも最近は見ることも少なくなりました。
ただ、コラーゲンに関しては、最近の研究や実験でしかないので、これからさらに研究されて実証されていくものなのかと感じるところです。
お肌の悩みは多くの人が悩みを持っているものですし、そもそも、人間の体内にコラーゲンが多く含まれていることもあり、重要な成分で間違いありません。
期待したいところですね。
今日の毎日の記念日は何の日か、スピーチや、朝礼の話のネタなどにお使いください。
それではまた
新しい1日をミライグラフで!!