世界初の電子楽器『テルミン』の魅力をご紹介!!8月28日はテルミンの日『今日というミライグラフ365』

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マシュアです。

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あなたの新しい何かの発見につながるかも!!

世界初の電子楽器『テルミン』の魅力をご紹介!!8月28日はテルミンの日『今日というミライグラフ365』 pic by wikimedia commons
世界初の電子楽器『テルミン』の魅力をご紹介!!8月28日はテルミンの日『今日というミライグラフ365』 pic by wikimedia commons

ミライチェックポイント!!8月28日 今日は何の日!?

8月28日は、『テルミンの日』です。

由来は、日付はテルミンの発明者であるロシアの物理学者、レフ・セルゲイビッチ・テルミン博士の誕生日(1896年8月28日)からです。

テルミン奏者である川口淳史氏が制定されました。

今日は、テルミンについての魅力を存分にご紹介します!!

ちょっと聞いたり、知ったりすると、楽器好きな方は欲しくなるかもしれませんよ!!

 

ミライチェックポイント!!テルミンってなんなの!?︎

竹内正実 (テルミン奏者)による『星に願いを』by YouTube

テルミンはロシアで発明された世界初の電子楽器で、なんと言ってもその特徴は、楽器に触れることなく演奏が出来るという不思議な感覚の楽器です!!

しかも、物理学者が発明したというところが凄いですよね!!

今では、電気を使った楽器は、当たり前にありますが、1919年に発明されて、もう約100年も前に作られたという世界初の電子楽器で幻想的な音を生み出す素晴らしい楽器です。

発明された当初は、聞いている人からすると、楽器というより、『不思議なものから、不思議な音が出る!?』という、まるでマジックのような感覚もあったと思います。

しかし、れっきとした楽器であり、手を触れることなく、手の高い低いで音の音高と音量を調節するという画期的な楽器です。

他にこんな楽器はありません。

テルミンの構造は、コンデンサをもつ高周波発振器を2つ内蔵していて、片方に伸びるアンテナのような棒は、発振周波数は固定されており、もう一方は周波数が可変するという構造で出来ており、音が生まれます。

上の演奏を聞いていただくと、わかりますが、演奏法にかなりの特訓も必要そうですよね。

ただ、柔らかく、なんとも言えない、他にはない音色です。

 

ミライチェックポイント!!テルミンの使い方は!?

世界初の電子楽器『テルミン』の魅力をご紹介!!8月28日はテルミンの日『今日というミライグラフ365』 pic by wikimedia commons
世界初の電子楽器『テルミン』の魅力をご紹介!!8月28日はテルミンの日『今日というミライグラフ365』

楽器正面に向かって右側から垂直方向に伸びたアンテナは音高(音の高低)を決める『ピッチアンテナ』で、左側の面から、横に水平方向に伸びたアンテナは音量を決める『ボリュームアンテナ』の役割となっています。

『ピッチアンテナ』に手を近づけたり、遠ざけたりすることで音程が出て、『ボリュームアンテナ』に手を近づけると小さく、遠ざけると音が大きくなります。

基本的には、アンプや、スピーカーなどを通して、他の電子楽器と同じように音を出します。

テルミンは、演奏するにも、周波数を使用した楽器のため、演奏環境などによって、ピッチや音量、チューニングが非常に難しい楽器です。

ただ、上の写真にあるように、近年のテルミンは、ボリュームコントロールスイッチなども付属しており、調整もうまく出来るようになっています。

だだ、やはり演奏としては、難しく、音色が独特であるため、一般的に聞くことが出来るテルミンの音といえば、ホラー映画などの効果音に使われたり、歌や曲の一つのノイズであったり、効果音として聞くことが多いのではないでしょうか。

実際に、ヒッチコックのサイコスリラー『白い恐怖』などにも使われています。

 

ミライチェックポイント!!テルミンの音を生で聞きたい!!︎生で弾きたい!!

世界初の電子楽器『テルミン』の魅力をご紹介!!8月28日はテルミンの日『今日というミライグラフ365』 pic by wikimedia commons
世界初の電子楽器『テルミン』の魅力をご紹介!!8月28日はテルミンの日『今日というミライグラフ365』
現在日本で手に入れられるテルミンは!?
  • シンセサイザーのモーグ社 『MOOG ETHERWAVE』
  • タイトー 『テルミンミン』
  • TAK 『THEREMIN LAB EWINDS-S』
  • 学習研究社 『テルミンPremium』・大人の科学マガジン・2007年9月28日発売 Vol.17『テルミンmini』

などなど、有名な楽器メーカを選んでで購入されるならモーグ社製がいいのではないでしょうか。

テルミンを使ったポピュラーなミュージシャンの演奏者は!?
  • レッドツェッペリン
  • トッド・ラングレン
  • マーキュリー・レヴ
  • 今井寿(BUCK-TICK)
  • コーネリアス(小山田圭吾)
  • 高野寛

などなどいらっしゃいますね。

あと、下に楽しい『テルミン メタル』とやらの動画もあったので貼り付けておきます。笑

『Theremin Metal』by YouTube

有名なテルミン奏者は!?
  • 竹内正実
  • やの雪
  • 生方ノリタカ
  • クララ・ロックモア
  • リディア・カヴィナ(ロシア)

『Moog Theremini Tutorial with thereminist Lydia Kavina』by YouTube

リディア・カヴィナ(ロシア)が、上の動画では、モーグのテルミンを使った演奏法を紹介しています。

たまにですが、楽器屋にもテルミンが置いています。

貴重なテルミンもあったり、音の調整が難しかったりするので、実際に試奏は難しいかもしれませんが、音感がある人だとテルミンの演奏は案外うまくいく場合もあります。

もし、あったらぜひ触ってみて楽しんでくださいね!!

 

今日のミライポインツ今日のミライポインツ!!︎

今日は、テルミンについてのコラムでした。

個人的な話ですが、私は、日本のビジュアル系の元祖であり、貫き通している『BUCK-TICK』が好きですが、そのギタリストの『今井寿』さんもライブなどでは使って演奏しているのを見られます。

レッドツェッペリンなども使用していこともあり、ロックやポップスなどでも、音楽の『効果音のひとつ』として使われていたりします。

私たちの聞いている音楽は、いわゆる『アンプラグドミュージック』(生音だけの音楽)というのは少ないですが、それは、電子楽器の集合体で出来ていて、そのテルミンを使って、ライブで何が起こるかわからない、どんな音が出るかわからない、というリアルなライブ感でテルミンを聞いていると本当に楽しいですよ。

テルミンは、電子楽器の元祖ですが、現在は効果音的に使われることも多いかもしれませんが、テルミンも合わさった音楽を探っていくのも楽しいと思います。

今日の毎日の記念日は何の日か、スピーチや、朝礼の話のネタなどにお使いください。

それではまた〜!!
新しい1日をミライグラフで!!

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