ミラメシ パラパラチャーハンを作ろう!
今日もミラグラ(Miraigraph)コラムを読んで頂きありがとございます。
お好きな炒飯は?
1人暮らし男の料理といえば炒飯です。個人的には本当に助かる料理です。私も10年以上の1人暮らしの中で何百食作ったのでしょうか。逆になんだかしみじみ悲しくなります。
でも、チャーハンを美味しく作る方法というのはいろいろとあり過ぎて、どれが本当なのかわかりませんよね。どれが正しいのでしょうか。今回は『美味しいチャーハンの作り方』について徹底的に分析します。まずは・・・
あなたのチャーハンは?
- パラパラ派
- ほどよい油ギッシュ派
- オカンのお手製あっさり健康派
- 変わりダネ具材派
などなど・・・人それぞれ、好きずきあります。(なんとなく、『女性から見た嫌いな男性の好みみたい』ですが。)でも、『中華料理店で食べられるような、中華鍋で強火で焼いたお米が一粒一粒立っている、風味のあるチャーハン! が家で食べたい! 』と言うのはみなさんの意見としては多いのではないでしょか?
これらは別に中華鍋などで作らなくても家のフライパンで簡単に近いものは作れます。
チャーハンの作り方
作り方や具材によってかなりチャーハンは変わります。基本的な具材と、作り方で、おすすめ具材や、食感や味をご紹介していきましょう。
まず具材を買いそろえる前に、作り方を読んで、アレンジして『オレ流』、『ワタシ流』を編み出してくださいね。
基本的な具材
- チャーシュー 30g お好みで
- 薬味ねぎ 少量
- 温かいごはん 1膳(より少なめ)
- 玉ねぎ 1/8
- たまご 1個
- 鶏ガラスープの素 小さじ少々 定番の中華スープの素や、ウェイパーや、創味シャンタンDXなど
- 醤油 小さじ少々
- 塩胡椒 少々
- サラダ油 または、オリーブ油
- ゴマ油
作り方
- 玉ねぎと、薬味ネギを細かくお好みで、切ります。ほかにおすすめ野菜は、人参、じゃがいもなど。1センチ角に小さく角切りにしておきます。冷凍のミックスベジタブルなども便利ですね。ピラフっぽくなりますが‥‥。基本的には小さく角切りにしましょう。
- チャーシューなど肉を細かくお好みで2、3センチ角に切ります。なければ、定番のハムや、豚バラ、ソーセージなどで。出来れば脂身の多いお肉の方が肉の脂が出るのでおすすめです。さっぱり派の方は、定番のハムなどでも。大きな味付けの変わり種としてではなく、『チャーハンだけどなにこれイケる!! 』という風に様変わりする、おすすめ肉は、豚ミンチ肉もオススメ! ミンチ肉の場合、油がかなり出ますのでギトギト派が好きな方にもおすすめですし、新しい味になります。ぜひ試してください。
- フライパンをあたため、サラダ油を少量入れ、少量のすりおろしにんにくなども美味しくなるのでお好みで。この時、にんにくを入れるなら油ハネに注意して下さい。
- まずは、肉類のチャーシューを炒めます。かなりパラパラ派にする場合は、少し焦げ目がつく程度に、油ギトギト派は、軽く肉に火が通る程度に焼きます。チャーシューの場合はそのまま食べられるものなどは軽くでも大丈夫ですね。
- 玉ねぎ(野菜類)を投入し、塩胡椒をして炒めます。薬味ねぎは最後の方に入れますので置いておきます。塩胡椒すると、野菜は水分が出るので、パラパラ派の方は焦げない程度に、水気が少なくなるまで炒めます。
- 炒めた肉と野菜を別皿に移します。この時、パラパラ派の方は、水分や油を捨てられるようであれば捨てましょう。
- フライパンを新しくするか、洗って温めなおし、ゴマ油をフライパン全体になじませます。
- ここからは少し急いでください。よく溶いた溶き玉子をフライパンに敷くように入れます。溶き玉子は、溶けるだけ白身を切るようにしてよく溶いておきまょう。たまごの味付けは、入れるならお好みですが、麺つゆ小さじ1がおすすめです。塩か醤油を入れるなら、みりんか砂糖を少々入れても甘みとして合います。最終的に味付けが、塩気としては、鶏ガラと醤油を入れるので、こちらの麺つゆかみりんなどを入れると、炒飯自体のしょう油の塩気とたまごの甘みで風味が引き立ちます。
- たまごを入れたら、すぐに間髪を入れず、必ず温かいご飯を、たまごの上に入れます。冷やご飯は絶対にダメです。冷やご飯の場合は電子レンジであたためておきましょう。
- ごはんをたまごの上に入れたら、中火で、玉子が固まらないうちに急いで玉子とごはんをよく混ぜ合わせます。チャーハンをパラパラにする方法で、TKG(たまごかけご飯状態)で、投入し焼くとパラパラになるという方法もありますが、その方法はご紹介しません。そうするとたまごがご飯と一体化してしまい、スクランブルエッグのような玉子だけの状態が残らず、米に小さく一体化してしまいますので、パラパラにはなりますが、個人的にはオススメはしません。玉子の味もしっかり味わいたいですもんね。
- ご飯と玉子がまんべんなく、混ざると白い米の色が少し色が、白から、黄色っぽく変わります。この時、米がまだまだくっついてパラパラじゃない!と焦って何回も混ぜたり米を無理やりはがそうとしないでください。
- この時、中火から、少し弱火にして、そのまま少し時間をおきます。チャーハンは、『炒飯』・『焼飯』とも呼ばれるように、まさに、『米を炒める・焼く』という意味合いは間違っていません。『焼飯』は関西の鉄板文化から生まれた言葉といわれておりますが、米をたまごとからめて焼くことによってパラパラになります。
- フライパンでパチパチという音が、し始めますのでそうしたら、1、2回フライパンを振り、箸で混ぜます。すると簡単に米同士がはかれます。
- 1回だけではまだ米同士ががくっついたままですので、無理矢理米をはがさず、12〜13のを2、3回繰り返します。中華鍋とは逆に火を弱めて待つことが肝心です。
- これで、玉子だけの具なしパラパラ炒飯が完成です
- そこに別皿に移した具材を投入し、混ぜ合わせます。
- フライパンの一部を空けて、醤油(または、あっさりポン酢などもオススメ)と、溶かした鶏ガラスープの素を混ぜたものを空いたフライパンの部分に入れて、香りを立たせてからすぐに全体に混ぜ合わせます。最後に薬味ねぎを入れてください。キムチチャーハンにするなら醤油を入れたあとのタイミングでまぜあわせましょう。
- 調味料が全体に混ざったら完成です!
- さぁいただきましょう!
クッキングポイント
- 油は大量に使い過ぎない
- 肉類は脂身があるものを使う
- 温かいごはんを使おう
- たまごは白身を切ってよく溶く
- たまごかけご飯にして焼かない
- 弱火〜中火で、じっくり焼く
- タイミングを見てかきまぜる
今日のミライポインツ
今日のミライポインツは、作り方のコツについてです。一人暮らしを始めた頃、料理はほぼ出来ない状態で、目玉焼きぐらいから作れなかった私もそこそこ上手くなったと思います。そこで思い出したのが、焼いてる時、焦げるとか早く食べたいとかで、めっちゃくちゃ、焦ってあわてていたのを覚えています。
料理は、ゆっくりあわてない、丁寧に、準備をして、順番を考えて作ることがポインツです。このチャーハンもまさにです。
中華鍋で作るのであれば本当に数分で出来ますが、フライパンだと時間がかかってしまいます。でもその代わりに、フライパンを頻繁に振ったり、具をかき混ぜすぎる必要もなく、自分のペースで楽しく作れますのでオススメですよ‼︎
あ、ちなみに私の好きなチャーハンですが『餃子の王将』のチャーハンです。ほど良い油感と、パラパラ感、独特の風味が良いですね〜。
みなさんのお好みのチャーハンはなんですか?
また、美味しい料理コラムを、『今日もミラグラ(Miraigraph)で』お楽しみに‼︎
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