【徹底解説】自分にあった日本酒の選び方!?吟醸などの名前や味の違いについて 8月24日は愛酒の日『今日というミライグラフ365』
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目 次
8月24日 今日は何の日!?
8月24日は『愛酒の日』です。
由来は、酒をこよなく愛した歌人・若山牧水の1885年の誕生日にちなんで制定されました。
今日は、これであなたも、そこそこ日本酒マスターになれる!? 『日本酒の自分にあった選び方、純米!?大吟醸!?区別のつけ方をご紹介』します。
自分にあった美味しい日本のSAKE!!(お酒)を選んで飲んで楽しみましょう!!
日本酒ってそもそもなんなの!?
日本酒は、通常は米と麹と水を主な原料とする『清酒(せいしゅ)』のことを指して呼ばれます。
日本特有の製法で醸造された酒で、『醸造酒』に分類されます。
日本酒の定義は、
- アルコール分が22度未満のもの
- 米、米こうじ及び水を原料として発酵させて、こしたもの
- 米、米こうじ、水及び清酒かすその他政令で定める物品を原料として発酵させて、こしたもの
- 清酒に清酒かすを加えて、こしたもの
と、基本的な定義はこれらが清酒、すなわち日本酒の定義です。
一般的な日本酒のアルコール度数は15~16%です。
ただ、日本酒の製法で作られながらも、アルコール度数が22度を上回るものは、リキュール扱いとなります。
日本酒の名称がよくわからない!?
最初にお話しした、日本酒をたくさん置いてある居酒屋さんなどで、『吟醸』や『大吟醸』など色々な名前のものがありますが、それがどう違うのか、どれがどういいのか、どれを選んでいいのかと困ったことがあると思います。
それらのことを、特定名称酒と言われます。
これは、一般的に流通している普通酒から、さらに、清酒としての要件を満たしたものの中で、原料や製法が一定の基準を満たすものは、国税庁告示に定められた特定の名称を容器又は包装に表示することが出来るんです。
簡単に表で見ていきましょう!!
特定名称の清酒の表示・特定名称の比較
特定名称 | 原料 | 精米歩合 | 香味等の要件 |
本醸造酒 | 米、米こうじ、水、醸造アルコール | 70%以下 | 香味、色沢が良好 |
特別本醸造酒 | 60%以下又は特別な製造方法(要説明表示) | 香味、色沢が特に良好 | |
純米酒 | 米、米こうじ、水 | ー | 香味、色沢が良好 |
特別純米酒 | 60%以下又は特別な製造方法(要説明表示) | 香味、色沢が特に良好 | |
吟醸酒 | 米、米こうじ、水、醸造アルコール | 60%以下 | 吟醸造り、固有の香味、色沢が良好 |
純米吟醸酒 | 米、米こうじ、水 | ||
大吟醸酒 | 米、米こうじ、水、醸造アルコール | 50%以下 | 吟醸造り、固有の香味、色沢が良好 |
純米大吟醸酒 | 米、米こうじ、水 |
∗こうじ米使用割合は、全て15%以上です。
こういう順に分けられます。
こう見てもよくわからないかもしれません。
基本的に、これは名称として、他の例えば、『極上酒』・『優良酒』などの名前をつけないために、上のこのような名称しかつけられないように決まっています。
覚え方としては、『醸造アルコール』が原材料に別途加えられ、含まれると、本醸造酒、特別本醸造酒、吟醸酒、大吟醸酒の順番ですが、それぞれに、アルコールが別に加えられ、含まれないと、純米酒、特別純米酒、大吟醸酒、純米大吟醸酒となります。
簡単にいうと、『醸造アルコール』が原料に含まれるということは、原材料に、米、米こうじ、水だけでなく、別にアルコールで混ぜられているということですね。
そして、なによりも、味の変化、美味しさが変わるのが、精米歩合によって、変わります。
実際には、好みもあるので、ランク付けはしません。
精米歩合とは!?
それでは、精米歩合についてご説明してきましょう!!
簡単にいうと、精米歩合とは、もみ殻を落として、玄米のぬかを落とした時点から、お米が削られて、残っているパーセンテージです。
上の写真でいうところの、左下の山田錦23%とは、77%削られて、23%しか残っていない!!という状況のことです。
お米の外側を削って捨てて、中の美味しい部分だけを使うといった考え方ですね!!
そう、このお米を削ることにより、外側の雑味や色合いなどがさらに凝縮された部分のみを使うので、より透明に近い、雑味のない風味のお米本来の味を出した、一般的には、高級なお酒になるということです。
お酒のボトルなどには、精米歩合が記載されているので、そこでチェックすれば簡単に精米歩合のランクがわかるようになります。
純米酒の精米歩合は!?
しかし、精米歩合によって、高級なお酒になるのか!?という考えでは、上の表の純米酒は精米歩合は記載されていません。
純米酒は、醸造アルコールは加えられておらず、米などの原材料のみで作られているため、本来のお米の味では!?ということで、規制緩和により、精米歩合は削除されています。
ですので、実際のところ、純米酒を選ぶのであれば、お酒に記載されている精米歩合を確認するとわかりやすくなります。
日本酒の甘口や辛口はどうやって判断するの!?
お酒には、『辛口』!!などと大きく書いてあるものであれば、簡単に、辛口かと判断できますが、『甘口』!!などと書いてあるものはありません。
先ほど書いた、精米歩合でも、風味や透明感という感覚はある程度、パーセンテージが低いものであれば、甘口に近いものかもしれません。
甘口の日本酒は好きだけど、辛口のものは・・という方や、逆に甘口より、辛口!!を知りたい!!と、いう方には、判断できる方法があります。
それは、『日本酒度』というものです。
以下の表は、『+(プラス)』が高ければ『辛口』、逆に『-(マイナス)』に低くなれば『甘口』となり、7段階に分けられます。
日本酒度の甘口と辛口の見分け方表
日本酒度 | ~+6 | +5.9~+3.5 | +3.4~+1.5 | +1.4~0~-1.4 | -1.5~-3.4 | -3.5~-5.9 | -6.0 ~ |
甘い辛い | 大辛口 | 辛口 | やや辛口 | 普通 | やや甘口 | 甘口 | 大甘口 |
一般的によく言われるのが、先ほどの、精米歩合が低い(歩合のパーセンテージが低い)ほど、甘口にとらえられて考えらます。
しかし、どちらかというと、精米歩合が低い(歩合のパーセンテージが低い)ものは、飲みやすいすっきりとした、雑味のない、お酒の度数が高いのに、まるでジュースのように飲めてしまうというお酒で、日本酒度はそれらよりも、味覚的に、甘口から辛口かを判断するにはとてもいい判断材料になります。
しかし、日本酒度はあまり記載しているお店や、お酒は少ないため、甘口か辛口かを、お店に聞くことが間違いないと思います。
また、日本酒はこの日本酒度の甘辛だけで構成されているものではなく、酸度や、アミノ酸度などでも計測されるので実際に飲むと思っていたような甘みと違うということはあります。
それぞれ、日本酒はそれぞれのお酒屋が作り上げたものですので、味は違うのが当然です。
しかし、これまでご説明した、特定名称や、精米歩合、アルコールが原材料に含まれるか、そして、日本酒度を基準とすれば、自分で選びつつも、お店の人に聞きながら、わかりやすく聞くことができるので、ぜひ自分の好みのお酒を探し出してくださいね!!
今日のミライポインツ!!︎
今日は、自分にあった日本酒選びについてのコラムでした。
私は数年前までは、日本酒はかなり好きなほうでした。
最近は飲む機会も少なくなり、弱くなったので、日本酒は、記憶をなくしそうで飲むのがこわい・・というのが本音です。笑
日本酒を飲むようになったのも実際のところ5年前くらいですが、北陸へ仕事へ行くことが多く、魚も、お酒も美味しかったので完全にハマりました。
ハマったのは、富山県の『勝駒』というお酒です。
勝駒のおそらく、純米大吟醸を飲ませてもらったことによって、完全にハマりました。
もう、フルーツジュースなんです。
かなり貴重で高級なお酒だったこともあり、美味しかったですが、そんなお酒を探し始めて、北陸三県のお酒をのみまくりました。
飲みまくったと言っても、安いお酒ばかりでしたが。笑
一年で、約10kgは太ったと思います。
日本酒は、カロリーも高いので気をつけましょうね。笑
たまに、休日前などは、飲みます。
やはり日本人としては、たまらない美味しさですよね。
ただ、辛口の熱燗は、鼻にかなりきますので、やっぱり苦手ですかね〜。
日本酒好きとは言えないところでしょうか。
今日の毎日の記念日は何の日か、スピーチや、朝礼の話のネタなどにお使いください。
それではまた〜!!
新しい1日をミライグラフで!!
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