ドリップコーヒーとインスタントコーヒの種類の違いは!?10月22日はドリップコーヒーの日『今日というミライグラフ365』
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目 次
10月22日 今日は何の日!?
10月22日は、ドリップコーヒーの日です。
由来は、この時期が、秋が深まりよりドリップコーヒーが美味しくなる時期であることと、『10と22をド(10月)リップコーヒーを、ふぅ~ふぅ~(22日)しながら飲んで、心も体も温まってもらいたい』との思いから、株式会社ブルックスが制定しました。
今日は、秋から冬にかけては、やっぱり、温かい香りの立つホットコーヒを飲みたいところですが、その中でも、手軽に飲めて、特に香りの立つドリップコーヒーと、いつも簡単に美味しく飲めるインスタントコーヒーとの違いについてのコラムです。
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ドリップコーヒーってなんなの!?︎
その前に、ドリップコーヒーとはなんのことなんでしょうか!?
ドリップコーヒーとは、コーヒーの淹れ方の方法の一つです。
ドリップとは、コーヒーの中では、『濾過する』という意味合いで、英語で言う『drip』とは、日本語に訳すと『drip = (液体が)滴る(したたる)』という意味合いになります。
そう、日本で一般的なのは、ペーパードリップと言われる、上の写真にあるような、お湯をペーパーバッグに注いで、コーヒーカップなどに、ぽたりぽたりと、コーヒーを抽出していく方法です。
以前ご紹介したコラムの『コーヒー豆知識!!ブレンド?レギュラーコーヒーってなに!?知ってそうで知らない!?10月1日はコーヒーの日』』でも、ご紹介しておりますが、ドリップコーヒーは、ペーパードリップ以外にも、長時間かけて、濾過&抽出する『水出しコーヒー』の中ででも有名な『ウォータードリップ』や、フィルタとして布(綿フランネル)を使用する抽出法の『ネルドリップ』などが主なドリップコーヒーのことです。
コーヒーは、抽出の仕方である、淹れ方は多くあります。
これまでご紹介した、コーヒー豆などから、挽いて、最終的に抽出する際に、色々な紙や、布などを濾過して通してから、抽出するこのドリップコーヒー。
高温、高圧をもって一気に抽出する『エスプレッソマシン』や、飽和水蒸気を使用する直火式の『マキネッタ』、煮沸後に濾過する『コーヒーサイフォン』や、『パーコレータ』、煮沸して抽出する『トルココーヒー』や、絞り出すようにコーヒーの粉と湯を淹れて上澄みだけをとって飲む方法などもあります。
それぞれ、淹れ方によって、コーヒー豆を最大限に活かせるように、色々なコーヒーの淹れ方があり、それによって、コーヒーの香りを引き出してくれるものです。
インスタントコーヒーとドリップコーヒとの違いは!?
それでは、簡単に出来て美味しいインスタントコーヒーとは、どう違うのでしょうか!?
まず、インスタントコーヒーの淹れ方は、コーヒーの粉末をお湯に溶かして作るという点で違います。
インスタントコーヒーの粉末は、コーヒーの抽出液を乾燥させて粉末状にしたものです。
ドリップコーヒーで、ご説明した、ドリップなどの方法で抽出されたコーヒーを、乾燥させるなどして、インスタントコーヒーの粉末が出来るので、溶かすだけで飲めるということですね。
単純な味の違いとしては、抽出液を乾燥させていることから、コーヒーの香りが弱くなるということと、ドリップされた後、コーヒー豆の本来の味としてコクがどれくらい残っているのかという点で、ドリップしたてのコーヒーとの差が生まれます。
インスタントコーヒーとソリュブルコーヒーとの違いは!?
インスタントコーヒーにおいて、現在は、完全に『別物』として扱われ、たまに聞くのが、『ソリュブル・コーヒー』です。
ソリュブルコーヒーとは、インスタントコーヒーと同様に、お湯で混ぜるだけで作ることの出来る製品で、かつ、抽出されて粉末状にしたインスタントコーヒーの粒子の中にコーヒー豆を内包する製品のことです。
これは、ネスレが開発したもので、ソリュブルという意味は、『可溶性』の意味で、よりインスタントコーヒーでも、粒子の中に残るコーヒー豆本来の香りとコクが残るように作られている製法とも考えられます。
このネスレの製法は、『微粉砕したコーヒー豆を抽出液と混ぜて乾燥させる』という製法です。
ただ、こちらは、現在では、日本の公正競争規約上では、インスタントコーヒーを、
『コーヒーいり豆から得られる抽出液を乾燥した水溶性の粉状、顆粒状その他の固形状のコーヒー』
と、定義していることもあり、インスタントコーヒの分類ではなくなってしまうため、ネスレは、公正取引協議会や、一般社団法人全日本コーヒー協会・日本インスタントコーヒー協会・日本珈琲輸入協会を脱退して、自由なインスタントだけでないコーヒー作りを展開されています。
これにより、定義とは違うものの、新しいコーヒーが生まれるのではないかとちょっと期待しております。
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インスタントコーヒーの種類は大きく分けられる!?
これまで、インスタントコーヒーでの製法において、『乾燥させる』という言葉でご説明させて頂きましたが、この乾燥方法には、日本では、基本的に2種類存在します。
それは、スプレードライ法と、フリーズドライ法の二つに分けられます。
ただし、インスタントコーヒーにおいての、ソリュブルコーヒーが含まれるのであれば、3つと言えるでしょう。
スプレードライ法
スプレードライ法は、高温の乾燥筒の中に、高温のコーヒー液を噴霧して素早く乾燥させる方法です。
冷たい水にも溶けやすいという利点があり、さらには、量産性が高いものです。
しかし、この製造時の熱によって、香味をやや損ないやすいというデメリットもあります。
見た目の特徴としては、微粉末ですね。
フリーズドライ法
フリーズドライ法は、コーヒー液をマイナス40℃以下で一度凍結させた後に細かく砕き、真空状態にして水分を蒸発させる方法です。
スプレードライ法に比して香味は損なわれにくいが、製造に手間がかかるためやや量産性に劣るため、より高価なものが多くなります。
見た目の特徴としては、粉末状ではなく、2mm程度の角が尖った粒状のものですね。
インスタントコーヒーのブレンドコーヒーなどよりも、ちょっと高めのものですね〜!!
ドリップVSインスタントVSソリュブルコーヒー
この3つと、ドリップコーヒーを比較してみましょう!!
ドリップコーヒーVSインスタントコーヒーVSソリュブルコーヒー比較表
製法 | ドリップコーヒー | ソリュブルコーヒー | フリーズドライ法 | スプレードライ法 |
淹れ方 | ペーパーなどにお湯 | お湯に溶かすだけ | ||
香り | 高・本来のコーヒー | 高・豆本来香りも有※※ | 高 | 普通・若干弱い |
コク | 本来の豆の味 | 本来の豆の味も有※※ | 有 | 普通・若干弱い |
価格 | 高い | スプレードライ法より高め※※ | 普通 | |
代表メーカ | 各社 | ネスカフェ:香味焙煎・ゴールドブレンド(フリーズドライ)、エクセラ(スプレードライ)など | AGF:グランデージ・マキシム・UCC:ザ・ブレンド など | AGF:ブレンディ・UCC:UCCカップコーヒーなど |
※※ただし、ソリュブルコーヒーには、フリーズドライ法やスプレードライ法の製法がことなるため、香りやコク価格は変わります。
ここまでが、それぞれのコーヒーの比較です。
この比較だと、スプレードライ法のコーヒーは劣るようですが、スプレードライコーヒーでも、美味しいものはたくさんあります。
結局は、好みの違いですので、コーヒーは、豆の産地から、その種類から、淹れ方から、割り方や、飲み方まで色々な形があります。
みなさんも、コーヒーを色々と試してみて、美味しい自分だけのコーヒーを見つけてみてはいかがでしょうか!?
今日のミライポインツ!!︎
今日は、インスタントコーヒーとドリップコーヒについて、インスタントコーヒー各社の違いなどをご紹介しました。
みなさんには、思い入れのコーヒーや、思い出のコーヒーはありますでしょうか!?
昔は、喫茶店と呼ばれていたものが、現在では、カフェという言葉でほぼ統一されていますが、それも、スターバックスや、ドトールと言ったチェーン店が一気に増えたことによって、若い世代において、喫茶店というより、カフェという言葉に移行していったということが原因でしょうね。
それは、どちらでもいいんですが、チェーン店に押しつぶされて、昔ながらの美味しいコーヒーにこだわったお店がなくなっていきそうで、心配なところがあります。
思い出のコーヒーとしては、初めて就職した名古屋の職場の近くにあったスーパーと隣接する普通の喫茶店で、飲んだアイスコーヒーが香りが高く美味しかったのを覚えています。
それまで、関西人でカフェどころか、喫茶店にも行かなかったこともあり、あまりコーヒーに対しての意識も低かったのですが、ランチのセットについてくるコーヒーが、あまりの美味しさにびっくりしたのを覚えています。
10年経って久々に・・と思い行きましたが、スーパーは残っているものの、お店が変わってしまっており、ショッキングでした。
その後、個人経営の喫茶店などでも美味しいコーヒーは色々と出会いましたが、あの時のコーヒーはやっぱり最高でした。
いわゆる、フランチャイズ店などは、美味しいところもありますが、冷凍コーヒーを解凍した香りの飛んだコーヒーや、コーヒーに色々な味付けを加えたものが多く、それはそれで美味しいのですが、コーヒー本来の味があんまり・・というところはかなり多いです。
ホットコーヒーで飲むとほのかに香る程度でしょうか・・。
個人的に美味しいお店の基準としては、アイスコーヒーでも美味しいお店は、ホットはかなり香りも高く素晴らしいお店が多いです。
ただ、色々なコーヒー豆の種類もあるので、好みも色々だと思います。
また、あの時のコーヒー店の味を上回るコーヒーに出会いたいものです。
今日の毎日の記念日は何の日か、スピーチや、朝礼の話のネタなどにお使いください。
それではまた〜!!
新しい1日をミライグラフで!!