金のシャチホコとは!?他の城にもある!? 8月22日は金シャチの日『今日というミライグラフ365』
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8月22日 今日は何の日!?
8月22日は、『金シャチの日』です。
由来は、名古屋城でも有名な、『金のシャチホコ』ですが、名古屋市の市章が、まるはち(八)であることから8月、数字の2がしゃちほこの形に似ており左右に2つあることから22日として、名古屋市の鍼灸接骨院の川村芳彦氏が制定されました。
今日は、なぜ名古屋城にしか金鯱(金のシャチホコ)がないのか!?
そもそもシャチホコとはなんなのか!? その謎について解き明かしてくコラムです。
そもそも『シャチホコ』ってなんなの!?︎
金鯱は、しゃちほこ・金しゃち・金のしゃちほこなどと言われます。
生き物の鯱(しゃち)とは、海の生物で、クジラ目ハクジラ亜目マイルカ科シャチ属の動物のことです。
水族館などの、イルカのショーなどでも、見られるあのシャチから来ていると言われています。
そのシャチを金色に装飾を施したのが、金鯱!?です。
ただし、実際のシャチと、シャチホコのシャチは見た目がちょっと違います。
金のシャチホコは、鱗があり、色も金色で、尾びれも体の割合に対して多きく、背びれがたくさんあり、尾びれに繋がっていて、顔は龍のような見た目で、魚と龍が合体したような架空の生き物のように見えます。
動物のシャチは、イルカやクジラのような外観で、鱗はなく背びれや尾ビレなどが別々にあります。
もう全く外観は違います!!
そう実際には、シャチホコとは、架空の生物なんですね。
鯱(鯱鉾)は
『姿は魚で頭は虎、尾ひれは常に空を向き、背中には幾重もの鋭いとげを持っているという想像上の動物』
であり、海の動物である、シャチが海で潮を吹いたり、飛び上がったりしていたものが、派生して名付けられたとされています。
実際にはどちらが先に原点として名付けられたかは不明です。
どうしてシャチホコを城の上につけるの!?
シャチホコは、城などの天守の一番上に付いている事が多いですが、なぜ、シャチホコをつけるの!?でしょうか。
それは、鬼瓦などと同様に、城などを守るという守り神のような存在としてつけられています。
シャチホコは、『建物が火事の際には水を噴き出して火を消す』ともいわれています。
確かに、あの強そうな風貌や、大きな口を開けたところから!?水を吹き出して火事を防いだり守ってくれそうですね。
シャチホコは他の城にもある!?
金のシャチホコで有名な名古屋城ですが、実は他の城にもあるんです!!
焼けて無くなった現存しない城を含めたものでは、安土城や、大坂城・江戸城・駿府城・伏見城・松本城・岡山城・広島城などなどたくさんあったんですね!!
ただし、実際には、名古屋城のように金板をはりつけた金板張りの木造鯱のものではなく、表面を金箔を押したものなどや、金色でないものなどもありました。
最初に金のしゃちほこをつけたのは、織田信長の安土城天守、または、羽柴秀吉の大坂城天守のどちらかだと言われています。
秀吉の時代は、瓦などを金色にするのは、禁じられており、さらには、徳川政権下でも、規制がなくなったものの、政権が固まってくると、また金を装飾することを規制した時代があり、他には少なく、名古屋城などが特に有名となったのではないでしょうか。
今日のミライポインツ!!︎
今日は、金のシャチホコについてでした。
シャチホコといえば、名古屋城ですが、他の城などでも多くあったんですね。
確かに、大阪城なども現存の天守ではありませんが、金のシャチホコがあります。
ちょっと、名古屋城の限定感はそうなってくると・・と思ってしまいますが、金板張りの木造鯱ではないため、限られています。
そんな感じで比べるとすると、金箔押の岡山城のシャチホコと、名古屋城のシャチホコがわかりやすいようですね。
どちらも立派ですが、金の見た感じが少し違ったりするので、一度比べてみると楽かもしれませんね。
今日の毎日の記念日は何の日か、スピーチや、朝礼の話のネタなどにお使いください。
それではまた〜!!
新しい1日をミライグラフで!!