今日もミライグラフを読んでいただきありがとうございます。マシュアです。
通勤・通学や隙間時間に『サクッと5分で読める』過去や未来の今日あった出来事についてコラムでご紹介しています。
あなたの新しい何かの発見につながるかも!!
1月29日 今日は何の日!?
1月29日は、人口調査記念日です。
日付の由来は、1872年のこの日に日本初の全国戸籍調査が実施されたことにちなんで制定されました。
今日は、人口調査記念日にちなんで、少子高齢化の日本の人口についてのコラムです。
おすすめ関連記事 |
日本の人口って何人なの!?︎
みなさんは、日本人の人口をご存知でしょうか⁉︎
平成31年1月1日現在の概算値では、総人口1億2632万人です。
もう何年も前から、日本人口の減少は、問題となっていると言われておりますが、どれぐらい減少しているのでしょうか。
前年同月の1月に比べてみると、27万人 の減少で、前年に比べて、0.22%の減少といったところです。
これだけ見るとそこまで減っていないように思われるかもしれません。
それでは、次に昨年、平成30年8月1日の、概算値ではない確定値を見てみましょう。
まずは、
総人口(外国国籍の人も含む人口)
- 1億2649万6千人で,前年同月に比べ減少 ▲25万9千人 (▲0.20%)
- 15歳未満人口は、1546万3千人で,前年同月に比べ減少 ▲17万8千人 (▲1.14%)
- 15~64歳人口は、7552万5千人で,前年同月に比べ減少▲52万7千人(▲0.69%)
- 65歳以上人口は 3550万8千人で,前年同月に比べ増加 44万7千人(1.27%)
日本人口は
- 1億2435万3千人で,前年同月に比べ減少 ▲41万6千人(▲0.33%)
という結果です。
そう、前年比だけ見てもわかる通り、少子高齢化が進んでおり、若い人ほど減少し、65歳以上だけが増えているという結果です。
さらには、日本の総人口は、日本人口に比べて減少しており、外国人は増えても日本人自体の人口は、大きく減少傾向にあるということです。
さらに、日本は、OECD諸国の中で最も少子高齢化が進んいます。
実は、世界のどの国も経験したことのないような速度で、人口の少子化・高齢化が進行していくと言われているほど危機的な状況が見られているといわれています。
日本の人口は本当に減っていくのか!?
もう昔から、少子高齢化社会になると言われてきましたが、その理由はどういうことなのでしょうか!?
下の表は、1910(明治44)年〜2015(平成27)年まで、5年おきに見た人口推移表に加え、上の2018年の日本人口を当てはめてたものです。
※2018年は1000人単位は切り捨てにて記載しております。
過去にさかのぼって見ていきましょう。
日本の人口推移表
(1910(明治44)年〜2015(平成27)年・+上記2018年の日本人口)
年 | 総人口 | 前年比増減率 |
---|---|---|
1910(明治43) | 50,984,840 | – |
1915(大正4) | 54,935,755 | +7.7% |
1920(大正9) | 55,963,053 | +1.9% |
1925(大正14) | 59,736,822 | +6.7% |
1930(昭和5) | 64,450,005 | +7.9% |
1935(昭和10) | 69,254,148 | +7.5% |
1940(昭和15) | 73,075,071 | +5.5% |
1945(昭和20) | 71,998,104 | −1.5% |
1950(昭和25) | 83,199,637 | +15.6% |
1955(昭和30) | 89,275,529 | +7.3% |
1960(昭和35) | 93,418,501 | +4.6% |
1965(昭和40) | 98,274,961 | +5.2% |
1970(昭和45) | 103,720,060 | +5.5% |
1975(昭和50) | 111,939,643 | +7.9% |
1980(昭和55) | 117,060,396 | +4.6% |
1985(昭和60) | 121,048,923 | +3.4% |
1990(平成2) | 123,611,167 | +2.1% |
1995(平成7) | 125,570,246 | +1.6% |
2000(平成12) | 126,925,843 | +1.1% |
2005(平成17) | 127,767,994 | +0.7% |
2010(平成22) | 128,057,352 | +0.2% |
2015(平成27) | 127,094,745 | −0.8% ↓ |
2018(平成30) | 124,353,000 | ↓減少 |
1940年代後半・1970年代前半のベビーブームから、一気に子供が増え、人口としても、2010年まで増えています。
これだけ見ると、『人口は増えるんじゃない!?』と思われるかもしれません。
合わせて、『今後人口が減少していく!?』というのは、よくわからないかもしれません。
それは、少子化による『出生数が減少』し続けていることに対して、高齢化により『死亡数が少ない』ことが原因です。
見てわかる通り、2010年頃までは、人口としては、安定して増加している状況でしたが、ついに、ここ10年近くの2015年頃以降より、人口が減り始めています。
この結果からも、1940年代後半以前に生まれた世代が、今後減っていくことにより、日本人口の減少が一気に加速していくと予測されます。
そう、出生数が少なく、若い世代が少ない中で、一気に出生数は増えることがないこともあり、これから、長い期間をかけて、対策していかなければ、1億人を切る日は近いかもしれません。
このままの状況が続いた場合、予測されているのは、2055年頃には一億人を切る日がくるといわれています。
悲しい話ですが、案外近い将来なんです。
今日のミライポインツ!!︎
今日は、日本の人口についてのコラムでした。
子供の数が少なくなるのは、子供達にとっても、大人にとっても、問題です。
少子化を防ぐには、結局のところ、ベビーブームの頃の戦争が終わり希望に満ちた時代や、景気がいい時代ということが、一番のキーになってきていたと思います。
子供を育てる対策よりも、前問題で、家族を増やそうという気になれなかったら、子供も増えません。
どう対策していくか、景気回復しかないのでしょうかね。
今日の毎日の記念日は何の日か、スピーチや、朝礼の話のネタなどにお使いください。
それではまた
新しい1日をミライグラフで!!