天然の着色料と人工着色料の違いは!?6月28日の誕生花はクチナシの花『今日というミライグラフ365』
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6月28日 今日は何の日!?
6月28日の誕生花は、クチナシの花です。
たまに、お菓子などの食品の原材料着色料に書いてあるあの『クチナシ』について、今日はコラムを書きたいと思います。
みなさんは、体に悪くない、着色料の食品を食べていますか!?
そんな天然由来成分で色付けされている花のクチナシについてご紹介します。
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クチナシの花ってどんなの!?︎
クチナシの花とは、アカネ科・クチナシ属で、白い花をつける、主に東アジアの日本、中国、台湾、インドシナで生産されている花です。
『クチナシ』とは、別名で、梔子・口無し・センプク・ガーデニア・ケープジャスミンとも呼ばれ、漢字のクチナシは、お菓子などの原材料名で『梔子(クチナシ)』と書いてあることもあるので見たことがあるかも知れません。
とても、甘い良い香りのする木で、三大香木の一つとされており、『春のジンチョウゲ(沈丁花)』、『秋のキンモクセイ(金木犀)』、6~8月の初夏から咲くのが、クチナシですね。
『クチナシ』という名前の由来は、諸説ありますが、ジブリの千と千尋の神隠しの『カオナシ』のような、怖いなにか由来があるのかと思わせておいて、そういうわけではありません。
木の実が裂けないことから『口無し』や、花びらの端の部分が鳥のくちばしのような形をしていることと、果実の実が、梨ににているようなところから、『口梨』、方言で、クチナワ=ヘビと、ナシ=果実の成る木で、ベビぐらいしか食べない果実の成る木という意味で、『クチナワナシ』から転じたとされています。
クチナシの花言葉は、『とてもしあわせです』や、『喜びを運ぶ』・『洗練』・『優雅』などで、女性にプレゼントするにはとってもぴったりな花の一つで、母の日の花や、普段お世話になっている彼女へのプレゼントにもいいですね。
もともとは、欧米ではダンスパーティーに誘う女性へプレゼントしたことから、『とてもしあわせです』の意味合いが生まれたようです。
天然着色料のクチナシ
クチナシは、黄色と青色と赤色の着色が可能です。
クチナシの実から水やエタノールによって抽出されて、色は作られます。
色素は、黄色はクロシン、黄・橙・赤色などは、クロシンとカロテノイド系の物質が色の主成分となります。
クチナシによる、青や赤色の場合は、人工的にアミノ酸類を結合させた合成着色料です。
いくら天然のものが使われているといえども、人工的な着色料成分も入っているので、とりすぎは危険です。
ただ、今私たちの食べている食料品の中で、特に美味しそうに見えて当たり前の食料品に着色料を使っていない食品も少なく、避けられません。
実際に危険なのは、合成着色料で、この天然のクチナシのような、赤色に使われる紅花、緑色に使われるよもぎなどを使ったものではありません。
石油などから作られている、いわゆる『タール系の色素』は、人工着色料です。
よく目にする物といえば、赤色2号、赤色2号アルミニウムレーキ・黄色4号、黄色4号アルミニウムレーキ・青色1号、青色1号アルミニウムレーキなどですね。
出来る限り選ぶなら、タール系でないもの、天然の素材を使ったもの、できれば着色料が入っていないものというところですね。
今日のミライポインツ!!︎
今日は、クチナシの花についてと、それに使われている着色料についてのコラムでした。
最近では、着色料について問われることも、聞くことも少なくなってきました。
より『天然』という素材重視の食品に変わりつつあるからかもしれませんね。
ただ、やっぱり、食品は美味しそうにみえないとなかなか購買意欲も高くなりません。
お菓子やジュースなど知らず知らず食べているものの多くは使われています。
確かに大量に摂取しない限り、問題はありませんし、気にし過ぎると食べる物がなくなってしまいますが、ちょっと気を使って食品を選んで行きたいですね!!
今日の毎日の記念日は何の日か、スピーチや、朝礼の話のネタなどにお使いください。
それではまた〜!!
新しい1日をミライグラフで!!