今日もミライグラフを読んでいただきありがとうございます。
マシュアです。
通勤・通学や隙間時間に『サクッと5分で読める』過去や未来の今日あった出来事についてコラムでご紹介しています。
あなたの新しい何かの発見につながるかも!!
3月20日は今日は何の日!?
1951年のこの3月20日は、『LPレコードの日』とされており、日本で初めてLPレコードが日本コロムビアから発売された日から由来されています。
もう半世紀以上も前から発売されていたんですね!!
最近では、ヒップホップや、レゲェ、ダンス、クラブ文化などからも、レコードソフトとしてのデザイン性や音の質感からなどでも、レコード機器や、レコードの人気が復活してきているそうです。
audio-technica ステレオターンテーブルシステム ブラック AT-PL300 BK
何がすごかった日なの!?︎
レコードのすごさを簡単にいうと、デジタル(CD)では出せない音が録音・再生出来る
原理的にはコンパクトディスクで欠落する20kHz以上の周波数帯域を損なわない特徴がある
とされています。
ただ、昔の音源では、録音環境や、楽器の音を出すアンプなどの機器が、技術的としては出せない音域や周波数帯域を録音しており、雑音までを拾っていたりするため、過去の昔の音楽作品を良い音か悪い音かを判断するのは難しいところです。
確かに、現代の音楽を、録音・再生し、比べた場合は、深みや生のような音質の違いが感じられます。
ただ、同様に雑音とされるノイズまで録音されるため、こだわりのある方の場合は好き好きになるでしょうね。
合わせて知りたいポインツ!!︎
この世界初のレコード(音声記録)システムは、1857年にフランスのレオン・スコットが「フォノトグラフ」というものを発明されました。
これは、音声記録のみで再生装置がなく、電話を発明した ベルにより、再生可能なレコードの発明の取組が活性化し、最終的には、あの発明王である、エジソンが発明した流れです。
ただし、当初の外観は、円筒式のもので盲人の補助のための再生可能なレコードで、音楽用ではありませんでした。
今の形に一番近いものは 、1887年に、エミール・ベルリナーが発明した「グラモフォン」で、最大の特徴は水平なターンテーブルに載せて再生する円盤式です。
これが、音質も向上させ、円盤式は今のCDや、DVDやBDにつながる発明となりました。
そこに、エジソンも円筒式で対抗し、音質も向上させましたが需要は円盤式にはかないませんでした。
ただ、円筒式は、テープレコーダーや初期コンピューターの補助記憶装置(磁気ドラム)である今のハードディスク当たる部分につながっていきました。
Pioneer DJ パイオニア / DDJ-RB DJコントローラー
今日のミライポインツ!!︎
今日はレコードが日本で発売で初めて発売された日としてコラムを書きましたが、この今の形である、円盤式のエミール・ベルリナーが発明した「グラモフォン」の発明は、音楽業界には大きな発明です。
もし、現在のレコードが円筒式なら、DJはスクラッチ(こする)ことが出来ません。笑
音を再生させる考えとしてこの方式が、発展していなかったら、ヒップホップやレゲェと言ったクラブミュージックも生まれていなかったかもしれません。
というか、生まれてないですよね。
発明が文化を生むとはこのエミール・ベルリナーも予想してもいなかったでしょうね。
リスペクトという言葉をよくヒップホップでは使われますが、まさにリスペクトするべき、いやそれ以上の存在であるのは間違いないですね。笑
今日の毎日の記念日は何の日か、スピーチや、朝礼の話のネタなどにお使いください。
それではまた〜!!
新しい1日をミライグラフで!!