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12月9日 今日は何の日!?
12月9日は、マウス誕生の日です。
日付の由来は、『ITの父』ダグラス・エンゲルバート氏により、初のコンピュータのオンライシステム、インターネットの歴史の出発点ともなる『NSL』による、デモンストレーションが行われた日ということから、『IT25・50』シンポジウム実行委員会が、この日に制定しました。
今日はこのマウス誕生の日にちなんで、オンライシステムなどのはじまりとも言えるこの『NLS』についてのコラムです。
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『NLS』とは!?︎
『NLS』は、今や私たちの生活に欠かせない、世界初のパソコンのシステムや、ディスプレイ、さらには、パソコンにつながるマウス、そして、インターネットのホームページやサイトの言語である『HTML』などの、劇的な進化のオリジナルといわれています。
この『NLS』による、デモンストレーションは、『The Demo』と呼ばれています。
『NLS』とは、『oN Line System』の略とされています。
この『NLS』の中心人物は、アメリカのダグラス・カール・エンゲルバートさんで、『ITの父』とも呼ばれ、現代のコンピューターの形を作り出したとも言える先駆者の方です。
この発明がなければ、コンピューターでの形状や、ネットワーク環境などは違う形になっていたかもしれません。
世界初のコンピュータオンラインシステム
このデモンストレーションの日よりも前から、コンピューターやパソコンは、存在はしていました。
しかし、今のコンピューターに近い操作性や構造の一つである『マウス』や、インターネットやオンラインという概念の一つである『HTML』はこの時より、実用化されるものとして生み出されたのです。
それまでは、マウスは存在はしておらず、キーボードのみで、一つのコンピューターでしか機能せず、それぞれが共有することのないものでした。
そこに、『NLS』によって、インターネットや、オンラインというそれぞれを結びつける、ネットワーク言語という概念が生まれたんですね。
その中で、この2つのはじまりは、それまで専門家しか操作できなかったコンピュータを、マウスの登場により、誰もが操作できるようにした画期的な変化を作り出しました。
さらに、HTML言語の確立は、現代のインターネットにつながるオンラインシステムや、ネットワークなどのIT文化の基盤ともなったと言えます。
その他には、ラスタースキャン型ディスプレイや、グラフィカルユーザインターフェース、プレゼンテーションソフトウェアなど様々なコンセプトを実用化しました。
この『NSL』は、軍隊使用のための新技術開発および研究を行うアメリカ国防総省の機関の『ARPA』、宇宙開発に関わる計画を担当する連邦機関の『NASA』、アメリカ空軍が資金提供し、作られたという壮大なプロジェクトの一つであったもと言えるんでしょうね。
今日のミライポインツ!!︎
今日は『NLS』についてのコラムでした。
『ITの父』であるダグラス・カール・エンゲルバートさんの素晴らしいところは、コンピューターが一つのものではなく、他との共有というネットワークを考えついたところです。
これは、コンピューターから、ネットワークへ、さらには、スマホ、タブレットへと進化を遂げています。
そして、現代では、IoTやAIにつながり、新たな進化を遂げはじめています。
これからのITはどうなっていくのか本当に楽しみなところですね。
今日の毎日の記念日は何の日か、スピーチや、朝礼の話のネタなどにお使いください。
それではまた〜!!
新しい1日をミライグラフで!!