今日もミライグラフを読んでいただきありがとうございます。
マシュアです。
通勤・通学や隙間時間に『サクッと5分で読める』過去や未来の今日あった出来事についてコラムでご紹介しています。
あなたの新しい何かの発見につながるかも!!
7月7日 今日は何の日!?
7月7日は、日本の五節句の一つでもある、七夕の日です。
一年に一回、織姫と彦星が一年に一回会える日です。
七夕の物語にちなんで、多くの記念日があります。
日本の七夕の日に関する記念日
- 織姫にちなんで、『ゆかたの日』。
- 七夕の物語の『天の川』のイメージがあり、7月は河川愛護月間であることから『川の日』。
- 七夕の日に素麺を天の川にみたてて食べる風習があったことから『乾麺の日』
- 七夕は牽牛と織女が年に一度出会う日ということから『ギフトの日』
- 七夕に『化粧品を買ってプレゼントしよう』と販売促進のために『香りの日』
- 七夕に、『一年に一度、大切な人との結びつきを思い出し、あらためて伝え、願い、それを重ねていく日』として『エンゲージメントデー』
- 笹の節句七夕にちなんで、笹ずしに代表される糸魚川の郷土料理に親しんでもらおうという『糸魚川・七夕は笹ずしの日』
などなど、もう乗っかりすぎ!!と感じるぐらいこの七夕に多くの記念日が作られています。
七夕伝説の話の内容って!?︎
小さい頃にはよく聞いていた織姫と彦星の七夕伝説の物語ですが、まだ覚えていますか?!
日本のこの内容を少し復習しましょう!!
日本の七夕伝説のあらすじ
夜空の星の輝く、天の川の近くに天の神様が住んでいました。
天の神様の娘の一人である、織姫は、とても真面目でよく働き、毎日神様たちの着物を織ってばかりいました。 そんな年頃でありながら、着物を織ってばかりいる織姫を、天の神様が見て、婿さんを探してあげようと思いました。 ある時、天の川の岸で天の牛を飼う真面目な彦星という若者を見つけました。 こちらも真面目でよく働き仕事ばかりしていました。 そんな二人を合わせたところ、すぐに一目惚れし結婚し楽しく暮らしはじめました。 しかし、仲が良すぎて、今度は二人とも仕事を全くしなくなりました。 着物を折らなくなったことで神様たちの着物は作られなくなり、牛の世話をしなくなったことで牛は弱って病気になりました。 それを見た神さは怒って天の川の端と端を隔てて、引き裂いてしまいました。 そして、引き裂かれた織姫は泣いてばかりでまた仕事をしなくなり『会いたい会いたい』と言い続けました。 同じように、彦星も仕事をしませんでした。 天の神様はそれを見て、『一年に一度、7月7日の夜だけは合わせてやろう』と言い一年に一度だけ会えるようにしてあげました。 その1日のために、二人はまた精をだして仕事をするようになりました。 毎年毎年この一年に一回会いに行きました。 時には、雨の多い日には、川を渡ることができませんでしたが、カササギという鳥が天の川に橋をかけてくれて合わせてくれるのでした。 そんな二人は今年も天の川のほとりに、会いに来るのです。 そんな伝説を聞いて、毎年七夕の日に、地上の人たちは、二人が会えるように、短冊に願いを書きました。 また、神様にお願いごとが届くようにと願いを書きました。 それが現代の七夕の短冊に繋がっています。 END |
というのが、日本の七夕伝説のお話の内容です。
覚えていましたか!?
合わせて知りたいポインツ!!︎
この話というより、この七夕の習慣は、そもそも中国から伝わりました。
実は中国のオリジナルとなる『牛郎織女』の話はちょっと違います。
中国の七夕伝説のあらすじ
天の神様の女帝の孫娘の織女が、『天衣』を毎日朝から晩まで織る仕事をしていました。その姉妹と人間界の住む河で水浴びをしに降りてきました。
人間界に住む青年の牽牛郎が、水浴びをしている織女に一目惚れしました。 そこで、飼っている牛から『天女の羽衣を盗めば天へ帰れなくなる』という助言をもらい、羽衣を盗みました。 そして、その羽衣を盗まれた織女は帰れなくなったため、牽牛郎の言うことをきいて、結婚し子供を男と女一人ずつ産みました。 牽牛郎の幸せな生活は、続きませんでした。 本来、天女と人間との恋愛を禁じていることから、女帝の耳にはり、天の軍隊によって織女を連れて帰ってしまいました。 そして、彼の牛の助言がまたありました。 『私が死んだ後の皮で靴を作れば天に上ることが出来る』と言われ、牛が死んだあと、子供たちとともに、天へ探しに行きました。 それを知った女帝は怒りましたが、織女と子供たちを一度合わせるとう条件をつけてあげました。 しかし、女帝は、婿としては認めず、織女を天の牢屋へ閉じ込めました。 それを見た牽牛郎は、織女を追いかけて近くに行こうとしたところ、女帝は、自分の頭の金のかんざしを抜いて天の川が現れお互いが大きく引き裂かれました。 その後、女帝によって、毎年7月7日だけは、カササギという鳥が、橋をかけてくれて二人会うことが出来ました。 めでたしめでたし END |
というのが、オリジナルであろう七夕伝説の中国のあらすじです。
ちょっと、羽衣を盗んで、求婚するという辺りが、ゴーイングマイウェー感がありますが・・・。
どちらも、結局はお互いを愛していたというところは変わらないですね。
今日のミライポインツ!!︎
今日は、七夕伝説の日本と中国のあらすじの違いについてのコラムでした。
最初、中国のあらすじを見た時、先ほど書いたようなちょっと強引な結婚の仕方やなぁと思いましたが、これはこれで人間の悪い部分と、神様の考え方や力の違いがリアルな感じがして面白いと思いました。
日本のあらすじは、慣れているせいか、やはり昔話感というか、いい物語感があるので、すごく受け入れやすい部分があります。
前に、グリム童話からの話で、ハーメルンの笛吹き男について書きましたが、日本の昔話は戒めの内容も含めて子供に聞きやすい内容ですが、海外の昔話は、結構リアルというか、エグいという感じがあります。笑
大人になってからの昔話を見るとまた感覚が変わると思います。
みなさんも読んで試してみてはいかがでしょうか!?
今日の毎日の記念日は何の日か、スピーチや、朝礼の話のネタなどにお使いください。
それではまた〜!!
新しい1日をミライグラフで!!