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1月24日 今日は何の日!?
1984年1月24日に、アップルコンピュータから、同社のパソコンのシリーズである、初のMacintoshが発売された日です。
今日は、この初のMacintoshについてのコラムです。
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初のMacintoshとは!?
アップルコンピュータから発売された、初のMacintoshとはどのようなものだったのでしょうか!?
今は、iMacと呼ばれるシリーズとなっていますが、この初のMacintoshの名前は、発売時の名称は、単なる「Macintosh」でした。
しかし、後に拡張版のMacintosh 512Kが発売されたことによって、搭載されているメモリの容量からMacintosh 128Kと呼ばれたりします。
これまでも、アップルコンピューターからは、パソコンは販売されていましたが、このMacintoshのシリーズにより大きく同社が拡大出来た要因になる製品です。
この初のMacintosh(Mac)は、当時のコンピューターと比べると、圧倒的な低価格化を実現し、コンピュータグラフィックスの描画性能に重点が置かれて設計されました。
当時の発売価格は$2,495でありながら、その性能は当時の$10,000以上の中型機のコンピューターに匹敵するものでした。
この当時では、価格と性能が大きく違い、困難な目標設計でした。
これは、白黒9インチCRTを搭載させて、徹底的に拡張性を削る事により達成されました。
この低価格と高性能の両立によりMacintoshは、飛ぶように売れ、売り上げは、わずか、3ヶ月程度の1984年5月3日までに72,000台に達しました。
ベージュ色のケースの上部は、手を入れて持ち運べる構造になっており、以後のMacintoshの伝統となるワンボタンマウスが付属していました。
この白黒9インチCRTの解像度は、512×342ピクセルで、書籍や出版関係の編集などのDTP、72PPIの規格の元になり、パーソナルコンピューター(個人向けのコンピューター)としては、大きくこの後のコンピューターの革新に繋がりました。
この開発に関わったスティーブン・ジョブズ
Macintoshのシリーズが発売される前には、アップルコンピューターでは、『Apple I』と、『Apple II』の発売で成功しました。
そこから、ビジネス向けを念頭においた『Lisa』というパソコンを発売しますが、当時は先進的な機能を装備してましたが、処理速度が遅く、高価な値段の影響で、商業的に失敗しました。
もともと、この『Lisa』のプロジェクトチームにいた、あのスティーブン・ジョブズは、途中でチームを外されてしまいます。
そこで、対抗し、Macintoshシリーズのプロジェクトと開発を進めました。
そこで、開発されたMacintoshのコンセプトである、ジョブズの考えは、まさにこのパソコンの成功の元となりました。
それは、『Lisaの機能の70%しかなくても、価格がLisaの20%であれば売れる』という、70/20の法則をプロジェクトチームに話し、実現化し大成功を納めました。
さらには、機能や安さの低減による、美しさの低減をさけるように、Macintoshには、シンプルな美しさが必要だと考え、出来上がった基板パターンが美しくないという理由で却下し作り直しをさせたと言われています。
また、開発者たちに、『もし君が大工で美しいタンスを作っていたら、人の見えない部分に合板を貼り合わせてごまかすようなまねはしないはずだ。』と、今のMacintoshにつながる、外観や内部システムのパソコンの美しさやシンプルさにもこだわったとされています。
このMacintoshにおいて、アプリケーションとしては、マイクロソフトのワープロソフトの MacWriteや、表計算ソフト Microsoft Multiplanなども発売され、ペイントソフトの MacPaintなど、Macintosh向けにキヤノンと共同開発したレーザープリンターであるLaserWriterが登場したりし、Macintoshのパソコンを使った出版や書籍関係などの、DTPという市場を生み出させたともされています。
今は、区分けされなくなってきましたが、ウィンドウズは一般的な企業用や庶民向けユーザの割合が多いとされ、Macintoshが、クリエイターやミュージシャン、DTP業界などで使われるユーザの割合が多かったのは、この関係があるともされています。
今日のミライポインツ!!︎
今日は、初のMacintoshについてのコラムでした。
私は、今ウェブ・DTP関係の仕事や家は、完全にMacintoshですが、日本の企業のほとんどがウィンドウズが一般的であることから、ウィンドウズも使用します。
どちらが使いやすいか!?、ということをよく言われますが、もはやどちらもあまり変わりません。
使用用途の問題だけで、使い分けされることも多かったですが、Macintoshにしかなかった、クリエイター系のアプリケーションもウィンドウズで使えるようになったり、逆にウィンドウズに特化していた、オフィスなどもMacintoshで使えるようになりました。
完全には互換が難しいものの、仕事関係ではまだまだですが、パソコンから、タブレットやスマホが代替品として移行していっている時代となり、あまりどこの企業も垣根を感じなくなってきました。
あとは、趣味や趣向の問題というところでしょうか。
これから、Appleだけでなく、Microsoftもパソコンの進化が問われる形になっていきそうです。
今日の毎日の記念日は何の日か、スピーチや、朝礼の話のネタなどにお使いください。
それではまた
新しい1日をミライグラフで!!