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12月19日 今日は何の日!?
12月19日は、世界初のパソコン(パーソナルコンピュータ)Altair 8800が発売された日です。
今日はこの世界初のパソコンAltair 8800についてのコラムです。
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世界初のパソコンAltair 8800とは!?︎
まず、Altair 8800とは、1974年12月にアメリカのMicro Instrumentation and Telemetry Systems社(MITS社)が開発・販売した個人用のコンピュータです。
一般消費者向けに販売された最初の個人用コンピュータであり、『世界初のパーソナル・コンピューター(パソコン)』と呼ばれています。
パソコンの意味は、パーソナルコンピューターの略であり、いわゆる個人用のパソコンのことです。
現代のコンピューターは、なんでもかんでもパソコンと略称されることが多いので、区別がつきにくいかもしれませんが、このAltair 8800が登場した1970年代中頃のコンピューターのイメージは、一人(個人)で使うという存在ではありませんでした。
当時は、メインフレーム(基幹業務システムなど)やミニコンピュータ(基幹システムの中でも一部の業務に特化した小さいもの)といったコンピュータは、まだ研究所や企業などで一室を占有したり、小型のものでもシステム一式で壁面のラックにそびえ立つような、巨大で高価な代物であり、貴重な計算する機械の一つとしての扱いでした。
そう、個人が所有・占有すること(1人で1台のコンピュータを扱う)は、今の私たちの生活で当たり前のようなコンピューターは存在しなかったということです。
世界初のパソコンAltair 8800の何がすごかった!?︎
個人用と言えるのパソコンは、この当時いくつか発売されており、個人用と低スペックのメインフレームとの間のようなものも存在し、Altair 8800が世界初のパソコンというのは違うのでは!?と考える人もいます。
そこには、パソコンという存在のの定義が色々とあるので置いておきましょう。
さらに、この当時、コンピュータなどに搭載される、プロセッサを集積回路で実装したものである『マイクロプロセッサー』が出回りはじめたことによって、他のパソコンに近いものが多く発売されていたことも原因の一つです。
当然ですが、このAltair 8800にもマイクロプロセッサーが搭載されています。
このAltair 8800が、世界初と言われた理由としては、当然年代が早かったこともありますが、当時のコンピューターと比べて、低価格・小型であったことが大きな要因です。
それにより、企業や研究所など、公的機関だけでなく、個人での購入もされたことにより世界初の個人用パソコン(パーソナルコンピューター)と言われています。
ただ、この人気ぶりは驚異的であったことが逆手になり、大量生産の能力がなく納期が長くかったり、パソコン自体が組み立てキットタイプであったことから、素人がなかなか組み立てられない、操作が困難という難点から、あまりその売上は長続きせず、他社に抜かれていきました。
実際のところ、個人で扱うにも業務用として使うにも、パソコンという存在は、消費者には使いこなせなかったということも失敗の一つでした。
ここから、マイクロソフトなどが、よりパーソナル(個人)なパソコンを発売していき、今のパソコンにつながっていると言われています。
今日のミライポインツ!!︎
今日は、世界初のパソコンについてのコラムでした。
私たちのパソコンのイメージといえば、マイクロソフトか、アップル社のどちらか1つのイメージが強くなってきています。
パソコンといえば、日本の会社も昔は、ハード部分の生産や販売を占めていました。
現代では、スマホやタブレットの関係もあり、本当にどちらかのイメージが強くなってしまいました。
日本の起業も中に入っていけるように期待するばかりですね。
今日の毎日の記念日は何の日か、スピーチや、朝礼の話のネタなどにお使いください。
それではまた〜!!
新しい1日をミライグラフで!!