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目 次
9月30日 今日は何の日!?
9月30日は、交通事故死ゼロを目指す日です。
この交通事故死亡ゼロを目指す日は、日本政府が「生活安心プロジェクト」の一環として2008年から実施されており、1年に3回あり、2月20日と、春・秋の全国交通安全運動の期間中の4月10日・9月30日です。
今日は、最近流行りのドライブレコーダー、いわゆる『ドラレコ』についてと、営業車につけることによって事故を防げるのか、それによって、会社としてのメリットとデメリットを検証してみましょう。
営業車のドライブレコーダーって事故を減らすために必要なの!?︎
ドライブレコーダーのメリットは、事故を起こされた被害者側になった時に、相手に損害を確実に訴えられるというだけのものです。
当たり屋など、不利な立場になる場合などには、保険会社などとの交渉もしやすくなるので、自家用車、社有車ともに有利になるメリットとなるでしょう。
会社としてのメリットは、結論から言うと、社有車を使う営業マンなどを完全に管理出来ることと、燃費削減と被害者になったときのメリットのみです。
それでは、ドライブレコーダーをつけられて、困っている営業マンや、つけるとガッチガチに管理できると思っている会社の担当の方は、今一度、本当にメリットがあるのか、デメリットなのかを検証していきましょう!!
ルート営業や配送の仕事の場合
まずは、ルート営業や配送の仕事の場合を検証しましょう。
営業車でつけるとすれば、運送業や、毎日毎日同じルートを回るだけの営業車であれば必要かもしれませんが、開拓営業も含まれる営業には、営業マンにとっては完全なるデメリットとなります。
そもそも、ルート営業の方はほとんどサボる時間もあまりないでしょうし、サボると自分に負担がかかります。
となると、ルート営業の方には、会社が管理したいというだけなら、そもそも不要です。
燃費やゆっくり走るため事故は減るかもしれませんが、飛ばすことも出来なくなるので、今まで以上の労働時間が増え、今までゆっくり休憩も入れながらしていたことが出来ず、運転手は負担になることは間違いありません。
もしドラレコを付けるなら、休憩も入れること、眠たい場合は休むことを徹底して説明することは必ず必要です。
新規営業・開拓営業の仕事の場合
次は、開拓営業などが含まれる営業の場合は!?
こういう営業の場合、会社が事故を減らすためにドライブレコーダーを付ける!!と言っている場合は『嘘』です。
単なる営業マンの管理でしかありません。
これは、開拓営業が含まれる営業の場合、必要な空き時間の理由も多くあり、サボっている時間もあると思いますが、それも営業のひとつとされて目をつぶらざるおえないことが多いからです。
近年推進されていることもあって、後押しされたドラレコのメーカが、社有車に必要な理由を語っている内容は、ほぼ社有車には、不要な機能ばかりです。
私の会社はドライブレコーダーを搭載し始めて、約5年近くたち、新しいドラレコも搭載されましたが、事故数はほぼ減っていません。
それどころか、営業マンは締め付けられて、会社としての売上は下がっていきました。
はっきり言うと、事故が減るのであれば、もっと早くドライブレコーダーは生まれていました。
不要なことが多すぎるので、あまりドライブレコーダーが流行らなかったというより、売上が見込めなかったと言えます。
例えば、危険な運転とされる速度や急停止、急発進、軽い衝撃などにより、録画することがなんの役に立つのでしょうか。
速度超過・急発進での録画
速度については、80km〜100km/h、それ以上で走ると、法定速度であろうが録画が開始されます。
これはドライブレコーダーの機能や設定にもよります。
運転手が下手な場合は、ちょっと問題な場合もあります。
高速に入る際は、どうしても速度を高くしないと入れない場合もあります。
後続車にぶつかられてもいいのでしょうか!?
合わせて、後続車にあおられて、車線を変更したい場合に速度をあげて変更せざるおえない状況だってたくさんあります。
これだけなら、速度を会社側で規制するだけでいいのではないでしょうか!?
場合によっては、トロトロ走ってしまい、取引先への時間が間に合わず、運転で疲れて休憩することは、サボりと言われて出来ず、居眠り運転により事故発生ということになりかねません。
私の会社で、自動車運転の講習などでの事故率の割合では、居眠り運転がそのほとんどを占めており、いわゆる拘束された『ドラレコ疲れ』により、事故が多発しており疲れて居眠りにつながっており、事故削減にはなにもつながっていません。
ただ、人によっては、スピード狂な方もいるで、無駄な速度超過の人も多いです。
確かに、そんな方を会社として取り締まるには、メリットもありいいことでしょう。
そういう方は自己責任で、生死を決めてください。と個人的には思います。
急停止・急ブレーキでの録画のメリットとデメリット
急停止や急ブレーキが発生するのは、事故った時と、危うくぶつかりかけた時です。
危うくぶつりかりかけた時だけでなく、それ以前に、前の車が急停止したため、ちょっと急停止しただけでも録画します。
こちらの運転の問題だけではない場合もよくあり、もはや、それ撮ってなにになる!?と感じてしまうレベルで不明です。
ぶつかった時だけ録画したらどうなんでしょうかね。笑
確かに、車間距離をあけましょうということには話のつじつまが合いますが、車間距離を開け過ぎると、車が横入りしてきて、さらに急停止、急ブレーキにつながります。
軽い衝撃時の録画のメリットとデメリット
これはもはや、事故とというより、ドライブレコーダー自体の事故です。
軽い段差や、居眠り防止の道などを通っただけで録画します。笑
さらには、車に乗車した勢いでなる場合もあります。
車に乗車したらダメなんかい!!とツッコミすら入れたくなりますが、音声まで録音されており、もはやキレることすら出来ない状況です。
独り言やドライブ中の歌さえも、レコーディングされまくりです。
今の撮ったからなに!?というより、いちいち鳴る『ピー!』という、うるさい音で、びっくりしたり、逆にイライラして事故りそうになります。
ドライブレコーダー面白いでしょ!? もう日本のメーカも落ちたとしか言えない、ギャグに近いですよね。笑
停車時間管理のメリットとデメリット
これは完全に、営業社員が、長い間どこかに駐車しているのを監視し注意したいだけのものに他なりなりません。
逆に、例えば自家用車の車で、40分間駐車していて、一瞬録画してなんのメリットがあるのでしょうか。
この意味教えてください。笑
もはや笑えてきます。
当然、一時間近く車で電話や作業をしなければならない場合もあります。
この機能に脅えて、次のアポイントの時間が空きすぎたからといって、時間調整ができず、無駄に車を走らせたり、休憩も出来ず疲れをためさせたり、訪問する件数が減っては元も子もありません。
結論としては
結論としては、営業のサボり発覚マシーンで正解ですよね。
最初に書いた通り、ルート営業なら少しでもサボらないよう、残業を減らすためなどに、少しぐらい監視することも必要かもしれませんが、サボるほどの時間も余りありません。
ルート営業でない場合は、多くの営業が休憩もしますが、その空いた時間で、次のアポイントや、作業をしていることも多くあります。
また、客が帰ってくる時間まで時間外であっても、客が外出していれば、車で待機してそのあと、営業する場合もあります。
さらには、もう一件だけでも行こうとアポイントをねばっている場合もあります。
それだけに、時間外労働も多く、休憩も空いた時間も必要なのです。
ドライブレコーダーをつけるなら、残業代も与える、または、残業を廃止することが必要ということを会社は理解しなければなりません。
ルート営業の多くは、物を持ってきて、置いてくる、いつものお客様への御用聞きがメインです。
来ても来なくても一緒のような存在であり、客としても、ルート営業マンが来てもほぼ害も用事もありません。
しかし、それ以外の営業マンは、客からすれば、PRや一方的な調査などの話も多く、たまに来るのはいいけど、よく来られると・・・と、ほとんどの客が思っています。
ルート営業でない場合の営業マンは、サボっているようで、サボることにより、客への心遣いとして訪問するか、訪問しないことを調整しているのです。
ただし、会社への報告としては訪問したとゴマ化している場合もあるということです。
それすら、気がつかない内勤の仕事をされている方は、営業が客へ行っていなかったことに腹を立てることがあります。
そういう場合は、一度、営業されると気がつくものです。
例えば、
営業『今から(今度)お伺いさせて頂きたいのですが。』
客『なにしにくるの??前も来たじゃん。なんかいいものあるの!?』
あればいいですが、そんなに、会社として魅力があって、いつも用がある、または、新製品や画期的なものを常に作り続けている、提案できるのならいいですけどね。笑
営業を管理したいのであれば、経営者はいい物を作ってから縛りつけましましょう。
他に、アポなしで行っ他場合は・・。
営業『これいかがですか〜!?』
客の心の声(『前見たよ・・・またかよ。今忙しいのに・・・早く帰れよ』)
と、言うように、営業というのは、場合や人にもよりますが、根性論だけで、行けば行くほど売上が上がるというわけではありません。
適材適所とも言ったように、欲しい時に欲しい頃に提案すること、『サボっていても営業成績がいい営業マンがいる!!』というのも、結局そいういう人の気持ちがわかる人間が営業マンとしても上手くやってけるのです。
営業車につけるといい会社側のメリット
営業車につけるといい会社側のメリットという内容で、説得力に欠ける内容を記載していますがあまりメリットがありません。
社用車の管理ができる!?
いろいろな車の部品の交換時期がわかることや、車の買い替え時、運行距離などがわかるなどと書いていますが、会社で車検や、定期メンテナンスに入っていないのでしょうか!?
そんなことドライブレコーダーだけでしか、会社の車のメンテナンスなどの時期を管理出来ない企業はヤバいでしょう。笑
ちゃんと会社がケチらずに、定期メンテナンスをさせる契約や、運行距離などは営業車で毎月記載させればいいだけです。
速度を出さない・アイドリングが減るので燃費がよくなる
これは、ほとんどのメーカが逆に書いていません。
これは確かにメリットです。
さらに、会社側としては、無駄なアイドリングも減るので十分お得でしょう。
ただ、これは私も賛成です。
いいことでしょう。会社のメリットとしては的外れで考えにくいですが。
サボった営業マンを売上をデキる営業もろとも抹消出来る
サボっていたらそれを理由に抹消出来てしまいます。
確かに、売上も上げない営業マンを抹消するのはいいですが、このドライブレコーダーを導入することにより、出来る営業マンでさえも、デキない営業マンになり、辞めさせられる、そして、売上も下がる会社がつぶれるという方式が出来上がる可能性もあります。
と、ここまで、書きたくない内容を頑張って、ブログに書きましたが、反論される方や、メーカの方はどしどしコメントください。
追記して回答していきたいと思います。
今日のミライポインツ!!︎
今日はドライブレコーダーについてのコラムでした。
会社が、ドライブレコーダーで営業を拘束するなら、会社としての魅力を上げろ・残業代を払え、残業を減らせということが、逆にブーメランとして、経営者側に返って露呈された話だと思いました。
営業マンそれぞれどれぐらいサボっているのか、空き時間を作っているのかはわかりませんが、私の場合、やはり自分の会社がつぶれることや、個人の売上が少ないとそれは問題です。
その中で、営業マンは多かれ少なかれ努力して仕事をしています。
1日中、年中サボっているわけではありません。
そんな自分の人生を棒に振るだけのデメリットでしかありません。
もとより、社員を駒としてしか見ていない、信用していない証拠でしかありませんよね。
営業という存在は、確かに不確かな存在にあるかもしれませんが、営業にやる気を出せて動かさせるのも会社の仕事です。
いかに魅力のある商品を持たせるか、いかに魅力のある会社として売り出させるのかは、無理やり動かさせるのではなく、その企業にかかっているのではないでしょうか。
今日の毎日の記念日は何の日か、スピーチや、朝礼の話のネタなどにお使いください。
それではまた〜!!
新しい1日をミライグラフで!!