今日もミライグラフを読んでいただきありがとうございます。マシュアです。
通勤・通学や隙間時間に『サクッと5分で読める』過去や未来の今日あった出来事についてコラムでご紹介しています。
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目 次
9月28日 今日は何の日!?
9月28日は、くつやの日です。
由来は、く(9月)つや(28日)の語呂合わせからです。
靴を製造販売している株式会社サロンドグレーが制定しました。
今日は、そんな靴屋の日に合わせて、大切な靴を長く大切に使えるように、靴のお手入れについてご紹介していきましょう!!
革靴のお手入れに必要な物は!?︎
革靴は、とてもデリケートなものであり、生き物のように特に大切に手入れをしてあげれば、長く使えます。
そんな革靴を大切に使うためにも、お手入れの流れを覚えましょう!!
その前にお手入れに必要なものをそろえましょう!!
革靴のお手入れに必要な物は!?︎
1 | ブラシ | ♣柔らかめの毛(油を伸ばし綺麗な状態時のブラッシング)のもの ♣硬い毛(全体用・かかとの箇所や汚れが強い箇所・細かい箇所)のもの |
2 | ウェス | ♦ウェスというクリームなどに付属している布 ♦ナイロン記事のストッキングなどの素材の布 ♦柔らかいいらなくなった服の切れ端 |
3 | クリーナー | 最初の汚れを落とす用のクリーナー |
4 | クリーム | 靴と同系色・または透明なシューラスタークリームやシュークリーム |
5 | 光沢用クリーム | 靴に光沢と艶を与え、長持ちさせるシューポリッシュ |
6 | 撥水スプレー | 雨などの水の予防や、汚れの予防用に。傘やカバンなどにも併用出来るものもあります。 |
7 | 木製シューツリー | 変形してシワなどの予防や、かかとやつま先の変形による履きごごちの変化を防ぎます。 |
こんなに必要なの!?と、思ってしまうかもしれませんが、まず、1のブラシは、柔らかめの靴屋さんでも売っているちゃんとしたものと、あと、硬い毛のものは、百均などで売っている安い汚れを落としたりするようなもので、休めもものでも構いません。
2のウェスは、付属していないこともありますが、ほとんどがクリームなどにも付属しているのでそれを使ってください。
それから、輝きの違いを作れる布としては、ストッキングです。
いらなくなった、奥さんや、お姉さん、お母さんのストッキングをもらって使ってください。
あと、捨てられる柔らかいシャツなどを長めに切って、全体を綺麗拭く際などにも使えます。
さらに、靴に塗るものが3つもあり、知らない人の場合、ちょっと多すぎると感じるかもしれませんが、私の場合は、4の見た目を変えることや、色落ち用のクリームなどは、長く使いたい高価な靴用にしか使っていません。
靴の色や材質によって、あらぬ方向へと・・笑 という場合もあるので、上手く塗れるといいですが、難しいです。注意しましょう。
撥水スプレーは、防水スプレーとして、靴用だけでなく、傘やカバンなどにも使えるので、買っておいて損はないです。
シューツリーは、以下の写真のような、靴の形状を保つものです。
靴がたくさんあると、大きいですし、揃えにくいですが、雨に濡れた日や、靴を立てて保存している場合には、入れておけば形状を安定できますし、シワも防げるので、たくさん持っている方は数個は用意しておきましょう。
あと、よく上の塗るクリームなどには何がいいかという質問が多いとも思いますが、皮の種類や箇所によってオススメが変わります。
特に、一般的な牛の皮などの場合は、決まっていたりしますが、他の動物の場合や、皮の体の箇所によってもオススメも変わります。
高価なものであれば、ちゃんと詳しい靴屋さんにも相談して書いましょう!!
革靴のお手入れの方法は!?︎
それでは、どんな工程でお手入れをすればいいか見ていきましょう。
お手入れの仕方と流れ
ブラシで汚れを落とす | 靴全体と、ヒール部分・縫い目やシワ、甲革とコバの境目等の細かいゴミや埃が入るところも、ブラッシングしましょう。 |
クリーナーを塗る | クリーナーをウェスにとり、全体に薄く伸ばすように塗ります。靴に直接塗ると、シミを作る原因となるので注意しましょう。 |
汚れを拭き取る | ウェスのクリーナーのついていない部分で、よく拭いて汚れを落とします。 |
クリームを塗る | 薄く伸ばしながらムラなく塗ります。クリームは、革に潤いを与え、ひび割れを防ぎ、光沢を出します。 |
全体を磨く | ブラッシングで余分なクリームを落とし、ウェスで磨いてください。光沢が出てきます。コバ等や、ベロ(舌革)の部分も。 |
さらに光沢を出す場合 | シューポリッシュをウェスに少量とり、小さな円を描くように薄く伸ばし、水を一滴、落とし水を広げるように磨くと光沢が出ます。 |
仕上げ磨き | 最後にもう一度、全体を丹念に磨いてください。ナイロンストッキングなどのツルツルした布で磨くとさらに光沢が増します。 |
撥水スプレー | 雨の日の泥や、ゴミや埃などの汚れの付着を防ぎ、撥水効果のある撥水スプレーを掛けます。 |
保管 | 仕上げに靴を、木製のシューツリーに入れます。木製は湿気を吸収し、型くずれを防いで靴を長持ちさせます。 |
本当に、思いっきり光沢を出すなら、ここまでのステップで、こういう方法で綺麗にすることがベストです。
靴屋さんなどでは、これだけの工程をしてお手入れをしておられます。
ただ、ここまでは中々時間も、クリームなどの必要なものをたくさん揃えたりすることは難しいと思います。
頻度としては、毎週することが、オススメですが、汚れがない場合は、軽く汚れを落として、光沢だけをクリームで磨くだけでもいいかもしれません。
汚れがない状態で、あまりブラッシングすると傷つくこともあります。
最初の汚れを取る場合や、細かい箇所の埃やゴミを取るには硬めのブラシでも構いませんが、油をムラを伸ばす場合や、軽い汚れを取るなら、柔らかな素材のブラシを選びましょう。
汚れ具合を見ながら、完璧なお手入れは、続かなくなるので、頻度は少なくてもいいかもしれませんね。
起毛素材タイプの革靴のお手入の方法は!?
起毛素材のタイプの革靴は、また方法が変わりますので気をつけましょう!!
これまでに書いた、皮タイプとはまったく変わります。
起毛素材用はこれ用ににブラシなども揃えらえると非常に最適です。
革靴のお手入れに必要な物は!?︎
- ブラシ
- バックスガム
お手入れの仕方と流れ
ブラシで汚れを落とす | 汚れたら、すぐにその日に、ブラッシングして汚れを落とします。起毛の表面を起こすようにして、毛の中のホコリをとり除いてください。次にブラシを逆の方向にかけてから、毛全体を寝かせるようにしてください。汚れが取れにくくなるのでその日にしましょう。 |
頑固な汚れを擦り落とす | 頑固な汚れはバックスガムを使って落とします。あまり擦りすぎると毛を傷めるので注意してください。ホワイトバックスの場合、ブラッシングしても汚れが残る場合があります。そんなときは、白いチョークを塗って白く見せるのも有効です。 |
特に起毛素材の汚れの原因は、雨などの水に汚れることです。
汚れる前に注意することが必要ですね。
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雨で濡れた場合は!?
革靴は雨が一番の大敵です。
長く使うためにも雨の後のお手入れも大切ですね。
お手入れの仕方と流れ
新聞紙をつめて水気を抜く | 雨や汚れを拭き取り、靴の形を整えながらティッシュでくるんだ新聞紙を中に入れます。風通しの良い日陰で半日ほど乾かします。直射日光や直火等で急激な乾燥はやめましょう。革が硬くなりヒビ割れの原因となります。 |
塩吹きはクリーナーで取る | 乾いたら全体をブラッシングの後、シュークリーナー(汚れ落とし)で汚れを拭き取ります。白いシミ(塩吹き)は革の塩分や汗がシミ出たものです。布地にクリーナーを取って、丹念に拭き取りましょう。 |
クリームで栄養を与える | ラスタークリームを薄く伸ばしながら、ムラなく塗って磨いてください。このクリームは、濡れてダメージを受けた革に栄養と光沢を与え、ヒビ割れを防ぎます。革底には、ごく少量のミンクオイルを薄く伸ばして油分を補給してください。 |
ウォータープルーフスプレーで雨対策 | カーフやキップ等のアニリン染めの革や、革本来の風合いを活かした素仕上げに近い革は、特にシミや水膨れになりやすいので、雨の日に履くとき、必ず撥水スプレーを吹きかけることをおすすめします。お手入れが終ったら、シューツリーを入れて風通しのよい日陰に保管してください。 |
と、ここまでが、お手入れの仕方と流れでした。
このこれまでの工程は、リーガルコーポレーションさんの工程を参考にしています。
結構、革靴のお手入れは、本気ですると実は大変です。
全ての工程をやろうとすると、時間も気力も体力も必要になります。
ですので、マメに汚れだけを落として、たまに、長めのこれからの工程をすることでも靴の長持ち具合は変わります。
ぜひやってみてくださいね。
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今日のミライポインツ!!︎
今日は、革靴についてのお手入れについてのコラムでした。
革製品は私も好きですが、なかなかお手入れが大変な場合もあり、革製品好き!!と言い切れないところもあります。
革製品好きな方は、お手入れもマメに定期的にされているので、頭が下がる思いです。
ただ、革製品の中でも、高級な逆に柔らかな皮の場合、クリームを塗りすぎると裂けることもあったり、高級な革製品を購入するときは、お手入れも視野に入れて購入するようにしましょう。
皮は、人でいうところの肌です。
硬い部分や柔らかな部分、毛が多い部分など、色々です。
さらには、動物たちの皮膚はそれぞれ質もまた違ってきます。
なんども言いますが、高い革製品を購入するときには、いくらすごく気に入っても、すぐに買わずに、その皮の特性を知ってから、お手入れも視野にいれて購入して大切に長く使いましょうね〜!!
今日の毎日の記念日は何の日か、スピーチや、朝礼の話のネタなどにお使いください。
それではまた〜!!
新しい1日をミライグラフで!!