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目 次
9月22日 今日は何の日!?
9月22日は、カーフリーデーです。
都市の中心部でマイカーを使わないことで、交通や環境、都市生活と車の使い方の問題について考える日です。
今日は、カーフリー(自動車を使用しない)について、全国の企業への提案を考えてみたいと思います。
ちょっと、国や企業の方々は、考えてみてほしいと思い真面目に考えてみました。
カーフリーデーやノーマイカーデーが浸透しない理由は!?︎
カーフリーデーや、日本で言う、ノーマイカーデーがいまいち浸透しない理由は、現代の社会において、東名阪などの一部地域を除いて、地方などにおいては、車は必要不可欠な移動手段であり、移動手段が車以外でなければ生活出来ないということもあり、完全な規制は難しいというところもあります。
一応言っておきますが、自動車反対派という訳ではありません。
このカーフリーは、難しいですが、都心部であれば問題はないのではないでしょうか。
また、そのほかの浸透しない理由として、国や企業が自動車の使用を禁止することで、GDPが下がる、生産能力、物の販売量が下がると考えているからです。
果たしてそれはそうなんでしょうか。
カーフリーデーを企業が設ける条件は!?︎
カーフリー(自動使用禁止)と言っても、いくつかの条件を考え設けなければいけません。
その条件を例にして考えていきましょう。
全ての企業が一体となって取り組む
- 実施地域の企業は必ずはじめ、全て同日に実施する。
- 習慣的に、毎月などの頻度で実施する。
- 全ての企業や自治体が一体となって取り組む
やるにも、同じ日、同じ意思で、習慣的にしないとなかなか浸透もしませんし、メリットもでません。
都心部でのカーフリー
- 生活に使うマイカーではなく、仕事で使う車の使用禁止。
- 公共交通機関がある地域の車の使用禁止。東名阪とその隣接する市街地、首都圏内・仙台・福岡・広島などの禁止。
先ほども書いた通り、都心部以外でのカーフリーは難しいです。仕事も生活も成り立ちません。公共交通機関が発展している地域とします。
また、国や企業が一斉にやる気を出さないとなんの意味もありません。
さらに、同じ日に同じ意思でしなければこれも意味がありませんよね。
営業車・運搬業者の自動車の禁止
- マイカー(自家用車)ではなく、多くの会社で使われる、営業車・トラックなどの運搬車など
- 営業車の場合、営業へ出る場合、電車やバスなどの公共交通機関を使用する。
- 運搬業社・運送業社は休業、または代休として入れ替える
仕事での使用は、移動手段のバスなど以外は完全に禁止としましょう。
マイカー(自家用車)での使用は可とする
- マイカーは使用可
- 通勤などに使用することも可
逆にマイカーでの使用は可能としましょう。
この条件でのメリットを考えて行きます。
カーフリーデーを企業が設けるメリットは!?︎
条件が整ったところで、それぞれのメリットを見ていきましょう。
♦営業車の使用禁止についてのメリット
営業車は、基本的に客先へのセールスです。
毎日は、はっきり言って不要です。
社内での仕事の処理や、人手不足の場合に、そこに人をあてることにより、人件費を減らすことが出来ます。
さらに、都心部で交通機関が整っていれば、都心部に集中してセールス出来ます。
都心部では、カーフリーデーや、モビリティーウィーク、ノーマイカーデーに合わせて、1日乗車券や、ワンデーフリーチケットなどの、安い切符が販売されています。
車で1日営業して、車の中で営業が時間を潰して、アイドリングし、CO2をはきだし環境を汚したり、遠出してガソリンなどの燃料を使い、さらに、都心部で、客先に駐車場などがない場合などの駐車料金などは、お得な『1日乗車券』などで経費の削減が可能です。
BtoBの場合、企業の多くがさらに先の客へ出向くことが出来ないので、メーカなどはアポイントも取りやすく、PRが出来ることにより、新商品や新しい製品を取り入れる環境が増え、設備や技術の発展に繋がります。
BtoCの場合、客は、マイカーに乗って空いている道路で、家から出ることも多くなり、平日の購買量が増えることが見込まれます。
♦運送・配送業車の使用禁止についてのメリット
運送・配送業社は、どこも現在は、人手不足です。
この人手不足を解消したり、それによる、企業のブラック化を防止することにも繋がります。
♦公共交通機関の発達へつながる
例えば、このカーフリーデーが、頻度の高いものになった場合、公共交通機関の発展につながり、交通機関のない場所にも電車やバスが通り、その地域の活性化にもつながります。
車だけでは、確実に地域の発展は見込めません。
駅があって、都心かして、そこに商業が生まれ、人が集まる、そして、その周辺に産業が生まれるのではないでしょうか。
♦環境問題へのメリット
特に自動車の環境問題においての原因が多いのは、この上の二つの自動車です。
自家用車に人が乗るのは、一週間のうち、通勤以外での自動車の乗車は、二日だけです。
BtoBの場合でも、毎日その日に物が、必要でしょうか!?
前後に納期を変更するだけでいいのではないでしょうか。
そもそも祝日や休日ならその日に物は不要です。
カーフリーデーを企業が設けるメリットまとめ
以上が、提案する条件とそのメリットです。
最後にまとめると
- 企業の経費削減(ガソリン・駐車料金)
- 新商品を取り入れ設備や技術の発展
- マイカーを乗る人にとって外出・購買意欲を増やす
- 公共交通機関の発展
- 地域の発展
- 環境問題の解消・削減
という提案でした。
ちょっと、考えてみることも必要ではないでしょうか。
今日のミライポインツ!!︎
今日は、カーフリーについて考えてみました。
提案してみたものの、カーフリーは、実現には本当は難しいことが多いと思います。
先に、自動車自体を反対している訳ではありませんのであしからず・・・。
私は、公共交通機関が栄えている場所で育ったこともあり、車は本当に生活する上で、大人になるまで必要なものと感じたことはありませんでした。
社会人になって、ほかの地域に住んだり、営業で全国の人と話すことがあると、車が必要ない地域というのは、東名阪でも、東京と首都圏、大阪を含む周辺地域のみで、あとは、名古屋、仙台、福岡、ほかの各県庁所在地の一部のみです。
はっきり言って、車がないと住むには難しいところがほとんどです。
でも、そんな地域にも、安全で便利な公共交通機関が広く行き渡っていれば、街は大きく発展すると思います。
公共交通機関とは、逆の話になりますが、現在、日本の大きな経済を支えてくれているのが、トヨタ自動車です。
トヨタ自体も当然ですが、車を推進しており、私たちや、国もトヨタに頼っていると言えるでしょう。
お膝元である愛知県は車の保有台数が日本一で、車が好きなこともあるかもしれませんが、個人的な考えでは、車中心になったことが、公共交通機関の発展のさまたげになったと考えてもいいと思います。
愛知県の人もそれでいいという考えだとは思いますが、トヨタ自動車のことを考えれば、本来は、東京に次ぐ大きな街になるほどの、経済力を持っていた可能性もあります。
今後、日本も発展する中で、新しい画期的な自動車を開発しない限り、車の需要もこのままの自動車では、減少していくかもしれません。
若者の車離れなどという話は、私の世代の後から出てきましたが、私の世代の頃から都心部の人たちは、すでに、離れており当時から不要なモノです。
世の中は、発展し続けるので、国が自動車に頼るのであれば、各自動車メーカもそれに変わる新しい便利な物を開発していかなれば、国や私たちもどうなるのか・・・と色々と難しいことを真面目に考えてみました。
今日の毎日の記念日は何の日か、スピーチや、朝礼の話のネタなどにお使いください。
それではまた〜!!
新しい1日をミライグラフで!!