今日もミライグラフを読んでいただきありがとうございます。
マシュアです。
通勤・通学や隙間時間に『サクッと5分で読める』過去や未来の今日あった出来事についてコラムでご紹介しています。
あなたの新しい何かの発見につながるかも!!
目 次
7月2日 今日は何の日!?
7月2日は、うどんの日であり、蛸(タコ)の日です。
そして、それらの記念日のキーになっているのが、日本の雑節の一つで、7月2日の『半夏生』です。
半夏生(はんげしょう)とは、半夏(はんげ)という草の葉が半分白くなって、『化粧しているように見える薬草』が生える頃であることから由来されています。
実は、半夏生は、農家の人にとって非常に大事な節目の日です。
農家では、この日までに、畑仕事を終えたり、水稲の田植えを終える節目の日です。
各地域では、この7月2日から5日間の、7月7日の七夕の頃までは、農業を休みとする地方もあります。
それは、古くからから、この半夏生の日は、『天から毒気が降る』と言われていることから、『農作業をせず、毒気の入る場所の井戸などに蓋をしたり、この日採った野菜は食べないように』とされています。
また、三重県の熊野地方や志摩地方の沿岸部などでは、『ハンゲ』という妖怪が徘徊する時期と伝えられており、半夏生の時期に農作業を行わせないための戒めのための話でしょうね。
半夏生の日は何を食べるの!?︎各地の食べ物
そんな、農作業で採れた物を、食べられない日が続くと思うと、『実際、何を食べたらいいの!?』と思ってしまいます。
香川県さぬき市〜全域 うどん!!
まずは、最初にお話しした、『うどんの日』で代表的な、香川県では、この日にうどんを食べる習慣があります。そこから由来して、1980年に香川県製麺事業協同組合が、7月2日を『うどんの日』に制定されていました。特に香川県では、多くのうどん屋さんがありますが、特別にキャンペーンをしていたりしています。
近畿地方(関西の一部地域) たこ!!
合わせて、最初にお話しした、『蛸(たこ)の日』ですが、関西の一部地域では、タコをこの時期に食べる習慣があります。そこから、『蛸(たこ)の日』として、蛸研究会が制定しました。たこやきや、明石焼など、この日を記念日として、販売促進しております!!
奈良県・大阪府南河内 はげっしょ餅・さなぶり餅・きな粉小麦餅!!
香芝市や、大阪府南河内地方では、半夏生を『はげっしょ』と言って、農家では小麦を混ぜた餅(もち)を作って、きなこをつけて食べます。農作業を無事に終えたことを田の神様に感謝し、お供え物をして共に食したことが由来とされています。
福井県大野市
福井県の魚の名物といえば、脂ののった焼き鯖が有名ですが、福井県大野市では、江戸時代に大野藩の藩主が、『この時期に農民に焼き鯖を振舞った』という逸話があり、現在も大野市を中心とした地域では半夏生に焼き鯖を食べられています。いやぁ、振舞われたいですね〜!!
半夏生に夏を楽しむための力を養おう!!
ここまで見て頂けいてわかるように、半夏生の時期は、本格的な梅雨の大雨や夏が来る前に、するべきことをして、夏バテをしないように、野菜だけではなく、力のつく食べ物を食べて、夏を楽しく乗り切ろうということですね!!
この4つの食品を半夏生の時期にたくさん食べて元気に夏を楽しむ!!
- 夏に不足しがちな塩分も採れて、消化がいいにも関わらず、エネルギーを蓄えられる『うどん』!!
- 低カロリー、高タンパク、ビタミン・ミネラル豊富で、疲労回復や、滋養強壮にもいいタウリンを含む『タコ』!!
- 豊富なビタミンやミネラルを含んだ小麦粉や大豆を原料としたきな粉餅と、少量で腹持ちもよく、粘り強いパワーをつけられる『きなこ小麦餅』!!
- ビタミン・DHA豊富な元気と体の血の巡りを良くし元気にしてくれる脂ののった『鯖』!!
というところですね!!
みなさんも夏を元気に過ごせるように食べて試して見てくださいね!!
今日のミライポインツ!!︎
今日は半夏生の時期に何を食べたらいいのかというコラムでした。
年とともに最近、夏は暑過ぎてもう憂鬱になってしまいます。
バテないためにも、まずは食事から栄養や元気をつけたいものです。
昔から健康になるためには、その土地の、旬の食べ物や、その時期に食べる物を食べると健康になると言われていますが、まさにその通りで、先人が伝えてきたことは、体を守り強くするために考えられて来たことです。
間違い無いですね〜!!
夏には、土用の丑の日のうなぎもあります!!
美味しく楽しく夏を過ごしましょう!!
今日の毎日の記念日は何の日か、スピーチや、朝礼の話のネタなどにお使いください。
それではまた〜!!
新しい1日をミライグラフで!!