初夏の天然プラネタリウムのホタルを探る 6月5日の誕生花はホタルブクロ『今日というミライグラフ』

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初夏の天然プラネタリウムのホタルを探る 6月5日の誕生花はホタルブクロ  pic by Flickr photozo

6月5日の誕生花

6月5日の誕生花はホタルブクロです。

他の誕生花は!?

他にも誕生花としては、ハマナス、シラン、ダリア、マリーゴールドなどがありますが、初夏の季節を感じさせる、蛍にちなんでこのホタルブクロについてご紹介します。

ホタルブクロの名前の秘密

ホタルブクロといえば、可愛らしい膨らんだスカートのような形状をしておりますよね。

その変わった可愛らしい花びらの中に、昔は子供が蛍を入れて、提灯(ちょうちん)の灯りのようにして遊んだことから、ホタルの袋、『ホタルブクロ』や、『提灯花』、『釣鐘草』、『風鈴草』、『灯篭花』などと言われています。

そんな名前とは裏腹に、『葬礼花(ソーレンハナ)』、『死人花(シビトバナ)』などという、怖い名前の方言もあるようです。

ちょっと外見は可愛らしいのに、名前がちょっと怖いですね。

みなさんのお住いの方ではなんと言われているでしょうか。

ホタルブクロの花言葉は!?

そんなホタルブクロの花言葉は、『忠実』・『正義』などで、教会の鐘の形に似ていることからそのイメージでつけられていると言われています。

ホタルブクロの咲く時期

この6月頃から7月頃の、初夏にかけて咲きます。

そして、蛍が現れる時期も、初夏にかけて、同時期に鑑賞出来ます

それでは、今回のコラムのメイン。『ホタル』について詳しく見ていきましょう!!

 

ホタルを知りたい!!︎

初夏の天然プラネタリウムのホタルを探る 6月5日の誕生花はホタルブクロ  pic by Flickr photozo
ホタルの鑑賞時期や生息地

蛍の種類や、暖かい地域と寒い地域とで現れる鑑賞時期は違います。

よく見られる・聞いたことのあるホタルといえば、ゲンジボタルとヘイケボタルですよね。

本州から西側に特に生息しているゲンジホタルの観賞時期は、5~7月全国的に生息しているヘイケホタルは、6~8月がです。

見た目は、ゲンジボタルが、20mmくらいで、大きく、胸部は赤く、背中は黒色で、曲線的に飛び回っています。

ヘイケボタルは、10mmくらいで、ゲンジボタルより小さく、胸部の赤色の真ん中が黒い直線があり、背中は黒色で、飛び回るのも直線的です。

九州などの暖かい地域では、5月頃から見られる場所もあります。

 

まだまだ謎が多いホタル『ヒメボタル』
初夏の天然プラネタリウムのホタルを探る 6月5日の誕生花はホタルブクロ  pic by Flickr photozo

また、珍しい日本固有のヒメボタルも見れたらラッキーな蛍です。

5~6月の短期間しか見られることがなく、ヘイケ、ゲンジボタルよりも、7mm程度と小さく低く飛び、緑色より黄色く光って、発光は強くないですが、一定の光でパッとフラッシュをたいたようにハッキリと明滅します。

まるで、森の中の地面が小さい暖かい火の玉の光や、黄色の星が散りばめられたような感じを受けます。

川辺ではなく、森の中などで、人目につく場所には、現れないので、ヒメボタルの有名なスポットなどで見ることが出来ます。

ただ、ヒメボタルの生態はまだまだ、謎に包まれており、一般的に街から離れた森の場所とされていますが、東京都内の杉林や、名古屋城のお堀や、人の住む近くの畑などにも、決まって現れる場所もあります。

もしかしたら近くにいるかもしれませんね!!

探してみてはいかがでしょうか。

 

初夏の天然プラネタリウムのホタルを探る 6月5日の誕生花はホタルブクロ pic by Flickr photozo
日本のおもなホタルのまとめ 比較表
種類・名前  ゲンジボタル  ヘイケボタル  ヒメボタル
鑑賞時期 5~7月 6~8月 5~6月
地域 関東〜西日本に生息 全国的に生息 全国的に生息
場所 川辺 川辺 林・森
大きさ  オス約20mm メス15mm  オス約10mm メス15mm オス約7mm メス5mm
発光色 緑色 緑色 黄色
光の種類 強弱がある 強弱がある 強弱が一定パッと光る
飛び方 高く曲線的に飛ぶ 高く直線的に飛ぶ 低く飛ぶ
外見  胸部が赤に薄い黒線 背中は黒  胸部の赤に黒線 背中は黒 胸部が赤 背中は黒

さぁ!!ホタルをよく知れたところで、みなさんのお近くのホタルスポットへ行って見てはいかがですか!?

ホタルの寿命は短く、見ることのできる期間も短いので早めに探して行くことがおすすめです。

合わせて、ホタルがいる場所は、川辺や森の中ですが、ホタルが住む場所から離れないよう、特に大切に環境を守られている地域が多いです。

環境を大切に守ってくださっている方がいることや、ホタルが暮らしやすい環境のためにも、鑑賞のマナーには細心の注意が必要です。

また、ゴミを捨てたり出したり、スマホや、カメラのフラッシュ・シャッターをたくなどの行為は、絶対してはいけません。

よく調べて、ホタルを見るときのマナーを守り、環境を大切にして、鑑賞を楽しみましょうね!!

 

今日のミライポインツ!!︎

今日は、ホタルについてのコラムでした。

私は子供の頃、そこまで都会に住んでいなかったことや、少し離れた所に、川があったこともあり、ホタルは見ることが出来ました。

同年代の友人でも見たことはない人もいます。

今では、その場所からも離れてしまったので、見れるのかもわかりませんが、現代のホタルといえば、鑑賞スポットだけという感じで、限られている感じがしますね。

私の世代よりもっと昔は、もっと見ることが出来たんだろうな・・・。

と、寂しく感じることがあります。

この街に『ホタルを呼び戻す』といった、看板をたまに見ることがあります。

河川の汚れや、森林の破壊で、ホタルが住む場所を選び、離れていったことは、非常に残念ですよね。

実際に、田舎であればどこでも見られるわけではなく、農薬の使われた水が流れたりしていると、寄り付きません。

呼び戻す活動というのは、新たに水や川を綺麗に、森林を復活させ、完全に環境を復活させるということは、メリットだけでなく、大きな弊害もでます。

それは、地域自体の大きなプロジェクトに繋がりますが、一年の短い時期しか見られることが出来ないホタルのために、そんな活動が成功されれば、素晴らしいですよね。

今日の毎日の記念日は何の日か、スピーチや、朝礼の話のネタなどにお使いください。

それではまた〜!!
新しい1日をミライグラフで!!

 

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