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マシュアです。
通勤・通学や隙間時間に『サクッと5分で読める』過去や未来の今日あった出来事についてコラムでご紹介しています。
あなたの新しい何かの発見につながるかも!!
目 次
5月28日 今日は何の日!?
5月28日は花火の日です。
1733年の旧暦のこの5月28日に、東京の隅田川で水神祭りの川開きが行われ、花火大会が行われました。
江戸時代の大飢饉とコレラによる死者を弔うための慰霊と、悪病退散の祈願を兼ねた花火が、この日、打ち上げられたことを記念して花火の日として制定されました。
その際に花火を打ち上げたのが、現在の日本の花火大会のルーツとされております。
そう、大々的に、民衆の人のために行われた最初の花火大会です。
昔の花火大会はどん花火大会だったの!?︎
花火大会のルーツを探る!!
この花火大会のルーツとなった当時の花火大会は、今とは違い、花火の競演というようなものではなく、当時の花火の技術からも、慰霊や悪病退散祈願というところからも、20発前後のゆったりとした花火でした。
花火師というものは、当時は、江戸の『鍵屋』さんが打ち上げしていました。
『たまやー!』、『かぎやー!』の意味は!?
現在の打ち上げ花火を見て、『たまやー!』や、『かぎやー!』と言ったりする意味は、1659年に江戸に創業した『鍵屋』と、その7代目の番頭である玉屋清吉、のちの玉屋市兵衛が、鍵屋から1808年に暖簾分けした、『玉屋』の名前から来ています。
『たまやー!』の方がよく聞くのは、玉屋の花火の方が人気だった時代かあるからだそうです。
しかし、玉屋は花火による江戸の火事により、一代限りでの人気となり江戸追放となりました。
名前が残っているだけになんとも悲しい話です。
花火大会のルーツはわかりましたが、日本の花火のルーツはどういうものだったのでしょうか。
日本最初の花火
花火自体のルーツは、何かを燃やした際に出る煙のことで、狼煙(のろし)が花火から発展しました。
実際には、火薬などの発達などにより花火に繋がったとされています。
ルーツが、古代中国やヨーロッパなどとされていますが、火薬による発達の要因が大きく曖昧です。
そのため、日本でも当初のルーツは花火の定義に入るかがわからないため曖昧です。
『観賞用』としての花火のルーツ
現代の花火に繋がる『鑑賞用』としての花火は、徳川家康が、1613年に、イギリス国王使節のジョン・セーリスが駿府城を訪れた際、中国人を使って、花火を見せたことが最初とされています。
この時の花火は、打ち上げ花火とは違い、竹筒から火の粉が噴き出す花火です。
このあと、家康が、今の愛知県の三河の砲術隊に、観賞用の花火を作らせるようになったのが、日本における花火の発展を促したとされています。
いわゆる、愛知県豊橋市に今でも伝統的に残っている、有名な東三河の手筒花火とつながっています。
合わせて知りたい花火の種類!!︎
花火の種類は、大きくおもちゃ花火(玩具煙火)と、おもちゃ花火以外(がん具煙火以外の煙火)との2種類に別れます。
おもちゃ花火は、みなさんもご存知のお店で買える、ご家庭で遊ぶ花火のことですね。
それ以外の花火は、打ち上げ花火や、煙による信号、発煙筒なども含まれるものとなります。
おもちゃ花火以外(がん具煙火以外の煙火)の種類
打ち上げ花火
打ち上げ花火とは、主に観賞用として、花火大会などで行われる花火で、『星』と呼ばれる火薬を球状に成形し、さらに、『玉』と呼ばれる煙火玉を紙製の球体にして、導火線から火をつけて打ち上げる花火のことです。
仕掛け花火の種類!!︎
仕掛け花火には、花火大会などで、司会などが花火の紹介をされる際には、よく聞く花火です。
どういうものかご存知ですか。
ご紹介していきましょう。
スターマイン(速射連発)とは!?
近年大きい大会では必ずある、連続して発射される花火です。
花火師が計算して発射されるというよりも、デジタル制御化されて、花火を連続的に発射される花火です。
短時間で何発も発射されるので、インパクトの大きい現代の代表的な花火です。
枠仕掛花火とは!?
これは、名前は聞いたことはないかも知れません。
大きな花火大会で、発射地点に近いところで見られる花火です。
打ち上げられるわけではなく、大きな枠(わく)の中に、文字や絵か浮かび上がる花火です。
CMのキンチョールの『金鳥の夏〜』で有名な花火も、枠仕掛花火です。
綱仕掛(ナイアガラ)花火とは!?
上の写真の下の方のが、網仕掛花火、いわゆる、ナイアガラ花火ともいわれる花火です。
川沿いなどで行われており、川に花火の滝が流れ込んでいるような仕掛け花火です。
水中仕掛花火とは!?
水中に仕掛けを行う花火です。
ナイアガラは上から火花が下へ流れる、網による仕掛けですが、水上から水中に仕掛けの筒などを沈ませて、水の中から花火が発射されるように見える仕掛けです。
川沿いや、海上花火などが多いので、近くでしか見れないかもしれません。
立火仕掛花火とは!?
星や火の粉を筒から放出・噴出させる花火の仕掛けです。
先ほど、紹介した、豊橋の手筒花火などの、手持ちや抱えたまま噴出させる『手筒』もこの仕掛花火にあたります。
花火大会などで見れる、代表的な仕掛花火をご紹介しました!!
これで、花火大会にいっても他のみんなさんより、ずっと楽しめると嬉しいです!!
今日のミライポインツ!!︎
今日は、花火についてのコラムでした。
ここ数年、同じ2つの花火大会を見に行っています。
一つは、そこそこの花火大会ですが、時間が短いこともあり、あまり人が来ないので、絶景スポットが場所取り出来て最高です。
もう一つは、有名な花火大会なので、場所取りに毎年苦労します。
3年目にしてようやく、空いているスポットを見つけて安定しましたが、はやり遠い・・・。
大きい花火大会になると協賛席などもあります。
ただ、お金を出して狭い席でというのも・・・ということで、毎年悩みやめていました。
今年はどうなるのかと楽しみとは、逆に悩ましいところです。
今日の毎日の記念日は何の日か、スピーチや、朝礼の話のネタなどにお使いください。
それではまた〜!!
新しい1日をミライグラフで!!