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マシュアです。
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目 次
5月19日 今日は何の日!?
5月19日は、ボクシングの日です。
日本プロボクシング協会が2010年に制定しました。
由来は、1952年のこの5月19日、挑戦者であった白井義男が、世界フライ級チャンピオンのダド・マリノに判定勝ちした日です。
その日、日本で初めてボクシング世界タイトル保持者となったことを記念して制定されました。
同時に、『プロボクシング・世界チャンピオン会』が結成されました。
『プロボクシング・世界チャンピオン会』とは、日本のプロ野球での名球会に相当するような、日本において、世界チャンピオンになった選手たちによる組織団体のことです。
今日は、ボクシングは好きだけど、階級やら、なんとかチャンピオンとか、よくわからない!!と、言う方に、ボクシングについて簡単にわかりやく解説します。
ボクシングの階級ってどれがどれなの!?︎
ボクシングにおいての階級は、ボクサーが、スポーツとして、それぞれの体格差(体重差)において、フェアに行うための大切なルールの一つです。
ボクシングにおいての階級とは!?
階級が多過ぎて分かりづらい、各団体によってルールが違ってわからないなどと思うことがあると思います。
そこで、簡易的にご説明していきたいと思います。
基本的には、『キログラム』単位ではなく、『ヤード・ポンド法』単位にて階級は表されます。
ここまでは、多くの人が知っていますが、簡易的な表ではっきりさせちゃいましょう!!
今回は、みなさんがよく見るプロボクシングの階級区分を見ていきます!!
男子は全17階級、女子は団体によって階級数が異なります。
階級 (下記のかっこ()内は現在移行し統一) | 体重(kg) | 体重(ポンド/lb) | 男女/団体別/王座 |
ヘビー級 | 90.719kg超 | 200lb超 | |
クルーザー級
(ジュニアヘビー級) |
90.719kg以下 | 200lb以下 | 女子はWBOのみ |
ライトヘビー級 | 79.379kg以下 | 175lb以下 | WBC女子はなし |
スーパーミドル級 | 76.204kg以下 | 168lb以下 | |
ミドル級 | 72.575kg以下 | 160lb以下 | 竹原慎二・村田諒太(WBA) |
スーパーウェルター級
(ジュニアミドル級/ライトミドル級) |
69.853kg以下 | 154lb以下 | 輪島功一 (WBA WBC)
工藤政志・三原正・石田順裕(WBA) |
ウェルター級 | 66.678kg以下 | 147lb以下 | |
スーパーライト級
(ジュニアウェルター級/ライトウェルター級) |
63.503kg以下 | 140lb以下 | 藤猛(WBA WBC)浜田剛史(WBC)平仲明信(WBA)ライカ(IFBA) |
ライト級 | 61.235kg以下 | 135lb以下 | ガッツ石松 (WBC)オルズベック・ナザロフ・ 畑山隆則・小堀佑介(WBA)ホルヘ・リナレス(WBA・WBC)ライカ(WIBA) |
スーパーフェザー級
(ジュニアライト級) |
58.967kg以下 | 130lb以下 | 沼田義明・小林弘・柴田国明(WBA WBC)上原康恒・粟生隆寛・三浦隆司(WBC) 畑山隆則・ホルヘ・リナレス・内山高志(WBA) |
フェザー級 | 57.153kg以下 | 126lb以下 | 西城正三 ・粟生隆寛(WBA)柴田国明 ・長谷川穂積・越本隆志・ホルヘ・リナレス(WBC)ライカ(WIBA) |
スーパーバンタム級
(ジュニアフェザー級/ライトフェザー級) |
55.338kg以下 | 122lb以下 | ロイヤル小林・畑中清詞・長谷川穂積(WBC)六車卓也・佐藤修・李冽理・下田昭文・久保隼(WBA)小國以載・岩佐亮佑(IBF) |
バンタム級 | 53.524kg以下 | 118lb以下 | ファイティング原田(WBA・WBC新垣諭(IBF)辰吉丈一郎・ 薬師寺保栄・長谷川穂積・西岡利晃・山中慎介 (WBC)戸高秀樹・亀田興毅 (WBA)亀田和毅・藤岡奈穂子(WBO)天海ツナミ(IFBA) |
スーパーフライ級
(ジュニアバンタム級/ライトバンタム級) |
52.163kg以下 | 115lb以下 | 渡辺二郎(WBA・WBC)鬼塚勝也・飯田覚士・戸高秀樹・セレス小林・名城信男・清水智信・河野公平・天海ツナミ・藤岡奈穂子・山口直子(WBA)川島郭志・徳山昌守・川嶋勝重・佐藤洋太(WBC)・亀田大毅(IBF)井上尚弥(WBO) |
フライ級 | 50.802kg以下 | 112lb以下 | 白井義男・ファイティング原田 (世界フライ級)海老原博幸(WBA WBC) 、大場政夫・花形進・レパード玉熊・亀田大毅・井岡一翔・江藤光喜・藤岡奈穂子(WBA)大熊正二・小林光二・勇利アルバチャコフ・亀田興毅 ・坂田健史・内藤大助・八重樫東・五十嵐俊幸・比嘉大吾・真道ゴー(WBC)木村翔(WBO)好川菜々(WBC WBO) |
ライトフライ級
(ジュニアフライ級) |
48.988kg以下 | 108lb以下 | 具志堅用高・渡嘉敷勝男・井岡弘樹・山口圭司・亀田興毅 ・井岡一翔(WBA)中島成雄・友利正・井上尚弥・木村悠 ・拳四朗・富樫直美(WBC)八重樫東・柴田直子(IBF)田口良一(WBA IBF)田中恒成・天海ツナミ・藤岡奈穂子(WBO) |
ミニマム級
(ストロー級/ミニフライ級) |
47.627kg以下 | 105lb以下 | 井岡弘樹・イーグル・デン・ジュンラパン(WBC)大橋秀行・井岡一翔(WBA WBC)星野敬太郎・新井田豊・八重樫東・宮崎亮(WBA)高山勝成(WBA・WBC・IBF・WBO)田中恒成・福原辰弥・山中竜也(WBO)京口紘人(IBF) |
アトム級
(ライトミニマム級/ミニマム級/ストロー級/ミニ級) |
46.266kg以下 | 102lb以下 | 女子のみ(上記ミニマム級はアトム級にまとめています。)シュガーみゆき(IWBF)袖岡裕子(初代WIBA)菊地奈々子(初代WBC)池山直(WIBA・WBO)小関桃・安藤麻里(WBC WBA)多田悦子(WBA IBF)宮尾綾香・古川夢乃歌(WBA)山田真子・池原シーサー久美子(WBO)小関桃・藤岡奈穂子・黒木優子・江畑佳代子(WBC) |
どうでししょうか!?
みなさんが知っているチャンピオンは、この階級と団体で王座を取っています。
なんとなく、選手がわかると面白いですよね。
多くのチャンピオンがいますが、それぞれ批判などはされている選手もいますが、並大抵の努力と苦労ではなし得ない素晴らしい結果をのこされてチャンピオンとなっています。
よく聞く『三階級制覇』と言われるものは、最近では、八重樫東選手・井岡一翔選手・亀田興毅選手などが有名ですね。
それぞれの体重に合わせて、調整をしチャンピオンの座を獲得して行っているんですね!!
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合わせて知りたい『団体』とは!?
団体ってなに!?
団体とは、それぞれのボクシング協会全体の組織団体ではなく、それぞれの団体にて王座を決める組織です。
なぜ、団体が分かれているかというと、下記の『4大団体』から、個々のルールに対しての派閥からいくつもの団体へ派生していきました。
ボクシング 四大団体
- 世界ボクシング協会(WBA)(NBA 全米ボクシング協会より改称)
- 世界ボクシング評議会(WBC)
- 国際ボクシング連盟(IBF)
- 世界ボクシング機構(WBO)
ただ、世界タイトルとしては、その他にも認定団体はあるものの、歴史が浅く場合によっては、ボクシングの世界王座の価値として、認定されないこともあります。
その他、団体
- 世界ボクシング基金(WBF)(世界ボクシング連盟より改称。マイナー団体としては歴史が長い)
- 世界ボクシング連合(WBU)
- 国際ボクシング協会(IBA)
- 国際ボクシング連合(IBU)
- 国際ボクシング機構(IBO)
- 国際ボクシング評議会(IBC)
- 世界プロボクシング連盟(WPBF)
- 世界ボクシングエンパイア(WBE、2007年を以ってWPBFに統合された)
- グローバルボクシング連合(GBU)
- 女子国際ボクシング協会(WIBA)
- 女子国際ボクシング連盟(IWBF、女子最古の団体)
- 国際女子ボクサー協会(IFBA)
女子プロボクシングの場合は、IWBF WIBA IFBAなども日本人の実績も多くあり有名です。
男子の場合、4大団体でのチャンピオンが、価値としては高く有名です。
今日のミライポインツ!!︎
今日は、ボクシングの日ということで、一番気になっていてもわからなかったボクシングの階級と団体についてのコラムでした。
ボクシングは、この細かい階級や団体の意味がわかって一気に好きになりました。
特に、最近では、比嘉大吾選手が、ネガティブな話ですが、体重オーバーで失格となりましたが、別階級への王座獲得の挑戦は、ボクサーにとって大変なことなんですよね。
擁護する訳ではないですが、若いうちに、軽い体重でチャンピオンになり、徐々に上のウェートで挑戦していくのが理想的で、比嘉選手も早めに、下の階級で挑戦したかったが・・というところだったと思います。
体重を絞って絞って、筋肉は落とさずとなると、本当に減量の過酷さは素人にはわからない苦労だと思いますし残念です。
ただ、正論を言うと、とあるプロボクサーからの意見としては、『残念だが、調整ミスは選手の問題であり、体重の重さはパンチ力に大きく影響するのでそれを管理調整出来なかったことはチャンピオンの失態である』との意見もありました。
それと同時に話をしていたのが、『間違いなくルール違反には該当するのですが、期待されて素質抜群の選手だとなおさら、今後も応援と期待を持って行ってあげて欲しい』と話されていました。
本当にその意見に関心しました。やはり経験されている方の意見は違います。
また、ボクサーは、攻撃的であることもあり、選手によって批判などもされることもありますが、パフォーマンスも一つですし、結果が全ての孤独で過酷なスポーツです。
それこそ、八百長スポーツではないので、もっとボクシングを楽しく見て欲しいなぁと思う今日この頃です。
今日の毎日の記念日は何の日か、スピーチや、朝礼の話のネタなどにお使いください。
それではまた〜!!
新しい1日をミライグラフで!!