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マシュアです。
通勤・通学や隙間時間に『サクッと5分で読める』過去や未来の今日あった出来事についてコラムでご紹介しています。
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目 次
5月14日 今日は何の日!?
1991年のこの5月14日は、『ウルフ』の愛称で有名な、第58代横綱の千代の富士が引退した日です。
千代の富士といえば、現代の相撲ファンの中でも、あの貴乃花との一戦で引退を決意し発表したことで印象的でもあり、今でも歴代の力士の人気上位に入る力士の一人です。
引退後は、九重親方として相撲界で貢献されて、残念ながら、膵臓癌のため、2016年7月31日に61歳という若さで亡くなられました。
何がすごい力士だったの!?︎
力士としては、歴代3位・通算31回の幕内最高優勝を果たした、昭和のスーパー力士の一人です。
ちなみに、優勝回数の順位は!?
- 白鵬(40回)
- 大鵬(32回)
- 千代の富士(31回)
そのほか、歴代3位の通算勝利数(1045勝)と同3位の幕内勝利数(807勝)、1988年5月場所7日目から同年11月場所14日目までの53連勝など、相撲史上多くの数々の栄光を手にした、昭和最後の大横綱です。
力士としての技術としては、相撲界では小柄ながら考えられない、スピードのある速攻と、パワーのある上手投げを得意にしていました。
また、その素晴らしい実績だけでなく、特に人気を集めた理由として、力士の中でも、端正なルックスと、太っているだけの力士ではなく、均整のとれた筋肉質の体格が、相撲ファン以外までも引きつけ人気を集め、オオカミのようなルックスから『ウルフ』の愛称で親しまれました。
合わせて知りたい千代の富士の強さの秘密ポインツ!!︎
体格がすごい
上述にもありますが、相撲界では小柄ながら、足・腰・腕・握力が強く自分より大きな相手もまわしをとって、持ち上げてしまう力と筋肉があり、その体格は、身長が183cm・体重が126kg、一番驚きなのは、体脂肪率がなんと10.3%という、ほぼ筋肉で鍛え上げられた体であったことです。
少年時代にすでに鍛え上げられていた
小さい頃から漁業を手伝っていたことから、強靭な足腰が鍛え上げられていました。
さらには、中学生ではすでに、運動神経が抜群で、陸上競技では走り高跳び・三段跳びの地方大会で優勝し、オリンピック選手候補と言われるほどだったと云われています。
弱点であった肩の脱臼が強さの秘密!?
入門した当初から、肩の関節が先天的に噛み合わせが悪かったことから、休場の多くが、肩の脱臼が原因でした。
脱臼を起こすのにも関わらず、上手投が得意としていたことから、脱臼のリスク軽減のために、
前廻しを引き、頭をつける体格にマッチした取り口に変わっていったきっかけは、少しでも脱臼のリスクを軽減するためだった。この相撲が完全に身につき、大関・横綱に進むことができたことから、師匠の九重は「脱臼が千代の富士という大横綱を作った。前のままの相撲なら陸奥嵐のような存在で終わったかも知れない」と語っている。
千代の富士の親方 九重のコメント引用 by Wikipedia
と、リスク軽減のために自らの相撲スタイルを変えることにより、大横綱になったと云われています。
ただ、どちらにせよ、幼少期からの体の作りや運動神経の良さが、ウルフの強さに繋がったことは間違いないですね。
今日のミライポインツ!!︎
今日は、昭和の大横綱、千代の富士についてのコラムでした。
世紀の一戦と言ってもいい、あの千代の富士が引退を決めた、貴乃花との一戦を、私はたまたま親父と子供の頃テレビで見ていました。
千代の富士が大好きだったのですが、なぜか親父と貴乃花が勝つわ!!と、賭けをしたのを覚えています。
あの時も千代の富士の強さは健在で、勝つと思っており、親父も勝つと確証していたんでしょうね。
ところが、千代の富士が負けて、賭けをしたことも忘れ去られて驚いていたのを覚えています。笑
そして、次の時代へと移り、貴乃花が横綱の時代を築き上げました。
今は、日本人力士よりも外国人力士が時代を築いていたり、八百長や暴行問題などと、色々と相撲も暗いニュースばかりですが、また新しい時代が築かれるのを楽しみにするばかりですね。
今日の毎日の記念日は何の日か、スピーチや、朝礼の話のネタなどにお使いください。
それではまた〜!!
新しい1日をミライグラフで!!